血管バキバキ!ボディビル日本王者の凄絶なる腕トレに密着
10月9日(日)に大阪メルパルクホールで開催される『JBBF第68回日本ボディビル選手権』。本大会は国内最高峰のボディビルの大会で最も注目を浴びている。
優勝が期待されるのは、昨年度王者の相澤隼人選手(22)だ。19歳で日本選手権のファイナリスト入り、21歳で日本ボディビルの頂点を獲った“令和の怪物”だ。
【写真】相澤選手の血管がバキバキ浮き出るほどの腕トレがすごい
相澤選手は12日に発売された『IRONMAN2022年10月号』のインタビューでは歯を食いしばる相澤隼人選手の高強度トレーニングの様子が掲載されている。
相澤選手が強化した部位のは“腕”。
「特に上腕三頭筋の強化に努めました。私は二頭筋と三頭筋のバランスがかなり悪いんです。ダブルバイセップスを取ったときは三頭筋がかなりパンプしている状態だとバランス的にちょうどいい感じになるんですが、パンプしていないときは二頭筋が上に張り出しすぎてしまうんです。そのバランスを是正するためには、三頭筋をより発達させる必要があると感じていました」
筋肉のサイズだけではなく、バランスにもこだわる相澤選手は上腕三頭筋の改善のために、腕トレで鍛える順番を入れ替えた。
「三頭筋のトレーニングでは、肩関節の安定や腹圧なども要求されてきます。二頭筋を先に行ってしまうと、肩関節や腹圧の安定を保つが難しくなるんです。すると上腕三頭筋がしっかりとは機能せずに、重さは持てても三頭筋には効いていない、他の筋肉群を使って動かしてしまう、ということが起こってしまいます。だからなるべく体幹がフレッシュな状態で三頭筋のトレーニングをやるようにしています」
日本選手権の舞台では、進化を続ける相澤選手の上腕三頭筋に注目したい。
文:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋賢
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