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大胸筋を土台からデカくする注目種目!不屈の男が教える「プルオーバー」

月刊ボディビルディングの人気企画『ガチンコトレーニングバトル』にて、ボディビル現役日本王者である相澤隼人選手が武者修行トレーニングとして挑んだ相手は、日本ボディビル選手権を2度制し、それと共にアジアンゲームズの金メダルも含みミスターアジアを3度制した“鋼鉄の男”こと谷野義弘選手だ。今回は相澤選手の希望により胸のトレーニングを行った。谷野選手の大胸筋はその迫力が凄まじく、横から見たときの輪郭はもちろんのこと、ラットスプレッドのポーズをとったときに胸に走る、まるで大胸筋がいくつにも割れているように見えるストリエーションは、他を寄せ付けない“唯一無二”のものだ。そんな谷野選手との胸のトレーニングのはずであったが、相澤選手のいつものルーティーンの中に上腕二頭筋、腹筋が含まれているため、ボリュームがてんこ盛りのガチンコトレーニングバトルとなった。今回はダンベルでのプルオーバー、おまけ種目であるペックフライの解説を行う。

【写真】完璧に発達した大胸筋を作る方法と、その結果とは

前回に引き続き第5種目目はダンベルでのプルオーバー。この種目は胸を縦にストレッチしていくことのできる種目である。肘は伸ばしきり、息を吸いながらダンベルを頭上へと落としていく。息を吸いながら行う理由は、それを行うことにより胸郭が広がり、小胸筋と大胸筋を下からストレッチしていくことができるからである。

プルオーバーの重要性として、フロントダブルバイセップスの際に大胸筋のラインを残すことができるとのことであった。
「腕を広げるダブルバイセップスとプルオーバーの動作は似たような部分があるため、理にかなっていると考えられます。また、小胸筋は大胸筋の下に位置しているため、小胸筋が発達すれば、大胸筋を内側から押し出すことができ、より胸の重量感を出すことができると思います」

胸の最後の種目は、オマケ種目であるペックフライだ。こちらの種目は、現在の谷野選手のトレーニングメニューには含まれていないが相澤選手私が普段から収縮種目を行なっているため、オマケという形で行った。
 
ペックフライは、肘をある程度伸ばした状態で行うのが基本であるが、谷野選手の行うペックフライでは肘を曲げて行った。こちらも胸にダイレクトに重量を受けるために考えられたフォームである。収縮ポイントでしっかりと重量を受け、ネガティブの局面で重量が逃げないように気をつける事が大事になってくる。
 
また、谷野選手自身怪我にも敏感であるため、スタートポジションに持っていく際、そして動作が終わった後も両方一緒に戻すのではなく、片方ずつ戻すように指摘して頂いた。
「このような指摘をして頂き、自身の経験を通して怪我の対策に対する考えがしっかりとされていると感じました」

次回は上腕二頭筋のトレーニングについて、谷野選手の考えを聞きながら解説していく。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介(大会)、Ben(トレーニング)

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手

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