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3カ月で90kg→71kg!コンビニ弁当2個、お菓子にアイスを毎晩食べる怠惰な生活から一転【筋トレビフォーアフター】

筋トレで美しい身体を手に入れた方々の筋トレビフォーアフターを公開。今回は、コンビニ弁当2個、お菓子にアイスを毎晩食べる怠惰な生活で体重90kgに到達してしまい、そこからダイエットをしてコンテスト出場を果たした法律事務所秘書のHJ(45)さんを紹介する。

【写真】HJさんの3段変化!ガリガリ57kg→ぽっちゃり90kg→ムキムキ71kg

留学していた2002年ごろは身長178cm、体重57kgとガリガリだったHJさんだったが、社会人になると同じような食生活をしていても徐々に太るようになったという。

「アメリカ留学していて、チョコミルクにピザや寿司、マックを1食分として食べても、当時の彼女よりウエストが細くて嫉妬されるほどでした(笑)。しかしサラリーマンになり、家に帰るとコンビニ弁当を2個食べてお菓子とアイスを2本食べる生活を続けていると、15年間で体重が90kgになってしまいました」

そんな当時38歳のHJさんに転機が訪れる。

「テレビを観ていると、タレントの金子賢さんの筋肉美が目に飛び込んできました。かっこいいと思い、大会出場を決意し、3カ月後に照準を合わせました」

体重90kgからの減量は過酷で失敗もあったとHJさんは振り返る。

「2017年当時は、今のようにYouTubeも流行っていなかったので、トレーニングや食事メニューが分からず、短期間で落とすために必死でした。トレーニングは部位別に高重量で全種目行い、食事は朝から晩まで燻製ささみ5本セットをひたすら食べる。炭水化物を全部抜きました。しかし、無理な減量のせいで頭がフラフラで車を壁にゴリゴリと擦ってしまったので、このままではダメだと思いました。そこからJBBFのメンズフィジークチャンピオンに食事のアドバイスをもらい、タンパク質の食材の種類を増やして、白米を食べるようにPFCバランスを計算して入れるようにしました」

軌道修正に成功したHJさんは3カ月という短期間で19kgの減量に成功。他にも効果的だった食事法を教えてくれた。

「私の場合、青魚系で絞れる体質だったため、ささみより魚介系に切り替えて脂質もちゃんと摂取しながら減量しました。自分に合うタンパク質を見つけることが大切です」

現在、45歳のHJさんは38歳のときの無理な減量方法ではなく、年齢に伴ったやり方で減量をしているという。

「40歳を過ぎてから減量がスムーズにいかなくなることが多くなり、オフシーズンは10kgしか増量せず、大好きなジャンクフードをあまり食べなくなりました。トレーニングもケガをしやすくなったので、以前ほど高重量にこだわらず、テクニックを駆使するようにしています」

大会で優勝するようになったHJさんは姪っ子や甥っ子たちが喜んでくれることが筋トレ継続のモチベーションになっているという。

「姪っ子や甥っ子たちから『絶対金メダル取って』と言われて、プレッシャーのなか、約束した通り優勝したときの喜ぶ顔が忘れられなくて。次はさらなる高みを目指して、もっと頑張りたいのでやめられなくなっています」

年齢を重ねるにつれて進化しているというHJさんに筋トレ成功の秘訣を教えてもらった。

「一般のサラリーマンや主婦の方は、お仕事やご家庭があるので、最初から無理せず半年ぐらいかけてゆっくり減量することを勧めます。夏に向けて薄着になったり、海やプールに行くことが多いと思うので、夏を一つの目標設定にして楽しくダイエットするのが一番だと思います」

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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:HJ

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