トレーニング

筋発達に差がつく!ワークアウト中にできる疲労回復のコツ

ワークアウト中に、より早く、より確実に疲労回復を促すためためには何ができるだろうか。

文:John Balik from Complete Cycle
翻訳:ゴンズプロダクション

ワークアウト中にできる疲労回復のコツ

より疲労回復を促すためにはワークアウト中は常に動くようにすることだ。セットを終えたらすぐベンチ台に座り込み、次のセットまで体を休めるという人は多いだろう。

しかし、セット間の休憩中でも歩き回ったりして体を動かしているほうがいいのだ。このようなやり方をダイナミックレストと呼ぶ。ダイナミックレストを行うと血液が常に激しく体内を循環し、筋中に溜まった老廃物を速やかに除去することができるのだ。血中に溶け込んだ老廃物は、その後、心臓や肺に運搬され、そこで浄化され、元気な血液に生まれ変わる。

具体的に何をすればいいのか

例えばセット間の休憩時に対象筋にギュッと力を入れて緩めるということを交互に繰り返すのもいい。ギュッと力を入れるときも呼吸を続け、決して息を止めないこと。呼吸を止めないというのは動作を行うセット中も同様だ。例えばスクワットなら、ウエイトを下ろしながら息を吸い、ボトムからトップに立ち上がるときに息を吐く。呼吸を止めると血圧が上昇しとても危険だ

。また、呼吸を止めると大量の酸性物質が筋中やその他の組織、さらに血中に放出されてしまう。

過剰な酸性物質が体内にとどまると疲労回復を遅らせてしまうことになる。筋発達には「刺激」と「疲労回復」が絶対的に不可欠だ。ワークアウトだけを念入りに行うのではなく、必ずその後の疲労回復にも気を配り、次回のワークアウトまでに必ず前回のワークアウトで得た疲労を回復させておくこと。刺激と疲労回復のバランスが常に維持されている限り、私たちの筋肉は必ず発達を続けるはずである。


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