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28歳・薬剤師が初コンテストで準グランプリ 色白しなやかボディで魅せる

山口紘奈さん「元々、学生時代は剣道部で筋肉が男性的についていた上、よく食べるほうだったので体重も多く、見た目にコンプレックスを持っていました。自己流でダイエットをするもリバウンドをしてしまい、“正しいボディメイク”ってどういうものなんだろう、と調べたところトレーニングとPFC管理での食事に辿り着きつきました」

【写真】山口紘奈さんのスレンダーボディ全身

5月6日(月・祝)、ベストボディ・ジャパン(以下、ベスボ)主催のモデルジャパン2024岐阜大会ミス・モデルジャパン部門ガールズクラス(18〜28歳)において、大会出場歴初にして準グランプリに輝いた山口紘奈(やまぐち・ひろな/28)さん。

「趣味のカメラ撮影で知り合った被写体の方がベスボに出場されている方で『こんなに美しく身体をつくり上げ、魅せられる世界があるんだ』という衝撃を受けて自分も挑戦してみたいと思いました」

ジム歴は2年目だが、薬剤師として慌ただしい日々を送るなかで行ったり行かなかったりという状態だったという。出場決意を機に、出勤前の早朝を狙って週2・3回のコンスタントなトレーニングを行った。

「トレーニングをしていく上で、ただ筋肉をつけるだけでは理想の身体になれないとわかりました。ストレッチをしっかりと入れることで浮腫をとり、股関節の可動域やハムストリングスを伸ばすなどをしていくうちに、見た目にもinbodyでの筋肉量のバランスや左右差も大きく改善しました」

女性的なしなやかな健康美にはストレッチは非常に重要な要素だと山口さんは強調する。また、食事管理については「筋肉をつけながら脂肪を落とす」という、最も難しい課題にチャレンジしたという。

「まずは基礎代謝を把握した上で、適切なメンテナンスカロリー(体重が増えも減りもしないカロリー量)を維持しトレーニングに取り組みました。『あすけん』でPFC計算をし、月に一度inbody計測をすることで正しく進めているかを入念に管理しながら取り組んだところ、一年で2kgの減とほとんど体重は変わらないにも関わらず、体型だけが周りに驚かれるほど変わりました。昔やっていた食事を減らすダイエットではこういう変化はできなかったので、自分自身でもかなり驚きました」

まだまだ理想には遠いとしながらも成長を感じ、賞を得たことでさらに自信に繋がったという。

「私は心身ともにブレやすく、ストレスを溜め込みやすいという欠点があるため、大会出場にあたってはコーチや家族、恋人、信頼できる友人などに心の内を聞いてもらうことでなんとか乗り切れました。心を預けられる信頼できる関係の大切さに、大会を通じて改めて感謝しています。自分自身の考える理想の身体までは改善点ばかりですが、教えてもらったことを素直にすぐ実行できるという強みを活かして向上していきたいです」

次戦は、10月12日(土)の静岡大会に照準を合わせる。

「静岡は社会人として、仕事を覚える上で自分を成長させてくれた第二の故郷なので、そこでグランプリを勝ち獲って錦を飾りたいです」

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

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