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バスケを諦め医療とヨガの道に「ヨガで高齢化社会を元気にしたい」【私がヨガをやる理由】

14年間続けてきたバスケの道を諦め、医療とヨガの道に進むことを決めたヨガインストラクターの紗季さん。ヨガをすることで身体にどんなメリットをもたらすのか。ここでは紗季さんが伝えたいヨガの魅力について聞いた。

【写真】紗季さんの綺麗なアーサナ

バスケを諦め医療とヨガの道に
紗季さん

14年間バスケを続けていて、大学卒業後、実業団に行くことが決まっていましたが大ケガをし、断念しました。治療中に病院の方々にお世話になったことがきっかけで、製薬会社に就職。しかし、長年の古傷で仕事中に痛むこともあり、リハビリがてらヨガを始めました。

ヨガを継続することで日常を快適に過ごしやすくなったことから、私と同じ境遇の方にも寄り添いたいと思い、ヨガインストラクターとしての活動を始めました。ヨガを始める前は体育会系気質で、痛みがあっても隠して頑張るような性格でしたが、自分との対話を大事にするようになりました。 今後は、整形外科の先生との対話も重ねながら、ヨガをリハビリなどに活用していただく予定です。高齢化社会の現実をみれば予防医学が大事であり、医療をパンクさせないためにもヨガ取り入れていくことが必要だと感じています。

ヨガを通して身体を動かせば関節の故障を防ぎ、体力維持にも繋がります。自重で動くヨガは、自分の身体のメンテナンスにもなり、休息や回復という意味でもヨガと医療のあり方があると思っています。生涯、自分の足で歩き、楽しく老後を過ごしてくださる方が増えればとてもうれしいです。 どの世代や背景でもスタートできるのがヨガのメリットです。ちょっとお茶しに行く感覚で、日常の中の5分でもヨガを継続することから、気楽に始めてみてください。心地よさを感じることができると、心が解放され穏やかな気持ちになれます。

取材:FITNESSLOVE(初出:Yoga&Fitness Vol.09)

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