サマスタ選手 コンテスト

「ぽっちゃり脚」からスレンダー脚線ボディへ 「自分を変えたい」と筋トレ開始しシャープなボディラインを作り上げた30歳

永田実華子(ながた・みかこ/30)さんは、競技歴わずか3年で『NABBA』(※1)、『サマースタイルアワード』(※2)、『NGP Taiwan』(※3)と3団体でプロ資格を持つ。

「自分を変えたい」という小さな願いから、世界を駆けるプロ選手となった永田さんに、『筋肉に人生を捧ぐ』生活を通して得たものを聞いた。

【写真】美しい脚線と背中からヒップのラインが際立つ永田実華子さんのステージ&トレーニングフォト(7枚)

永田実華子さん

「メリハリのない身体」への焦りが、長年のコンプレックス解消の扉に

「元々、太っていた時期がありました。ダイエットをして体重は落ちたものの、メリハリのない身体になってしまいました。自分を変えたいと模索していたときにトレーナーさんとの縁があり、コンテストを目指すことになりました」

ボディメイクや大会に関する知識は、ほぼゼロからのスタート。しかし、トレーニングを続けたことで、まず、長年のコンプレックスだった「ぽっちゃり脚」の変化に驚いたという。

「トレーニングを重ねて初めて大会に出たとき、引き締まった自分の脚を見て、心の底からうれしいと感じたのを覚えています」

「脚を鍛えると太くなる」と敬遠する女性は多い。だが、永田さんのシャープな脚線美はハードなトレーニングによって作られている。

官能的なS字曲線美を得たこだわりの背中トレーニング

永田さんの脚線美の他に身体でひときわ目を引くのは、筋肉の厚みと女性らしい曲線を両立した「背中」だ。

「背中の日を“高重量の日”と“広がりを出す日”の二分割にしてアプローチしています。高重量の日はラットプルダウン、ハーフデッドリフトをメインに高重量で徹底的に追い込んで厚みをつくる。“広がりを出す日”は、ラットプルダウンやケーブルフェイスプルを軽い重量で丁寧に行い、効かせることに集中します」

広く、厚みのある背中は、相対的にくびれの細さを強調する。この強いコントラストが、ハイレベルなステージでも目を引く「砂時計ボディ」の秘訣だ。

高頻度筋トレと社会生活を両立するスケジュール管理力

永田さんは、社会人生活と週に6回の高頻度のジム通いを両立させるため、1回を約1時間で完結させる短時間集中型でトレーニングを行っている。

「ルーティンを確実に回すために、ジムに通う時間を固定しています。私は、仕事前の人が少ない時間を狙って行うことが多いです」

マシンや器具の混雑による時間のロスは、短時間トレーニング派にとって死活問題だ。限られた時間で最大効率を出せるようにスケジュール管理を徹底する習慣づけは、自己管理力が養っている。

「食べること」への恐怖を克服し、悪癖を断つ

かつての永田さんは、極端な偏食に悩まされていた。

「太っていた頃に戻るのが怖くて、実は『食べる(増量)』ことが苦手でした。また、かなりの偏食で、食事代わりにお菓子を食べるような生活。そんな私が、お米をしっかり食べて動くスタイルに切り替えられたのは、人生最大の転換点かもしれません」

アンダーカロリー(摂取カロリー不足)の状態では、筋肉は育たない。より美しい肉体を求める過程で、食事への恐怖を克服し、嗜好ではなく「栄養価」で選ぶ習慣は、心身に健康をもたらした。

肉体造形は、食事・運動・生活習慣のすべてを整えた先に成り立つ。永田さんの華やかな戦績は、単なる筋トレの結果ではない。自分と向き合い、思考し、改善を積み重ねた「生き方」そのものの結実だ。きっかけは平凡な悩みで、一歩を踏み出し、歩みを止めない姿勢は、人生に多くの財産をもたらしてくれる。

(※1)NABBA/1950年代にイギリス発祥、韓国で人気の高いボディビル団体。独自の世界観とハイレベルな選手陣を有し、スポーツモデルなど美麗さが求められるカテゴリーの元祖。
(※2)サマースタイルアワード(SSA)/俳優の金子賢主宰のコンテスト。「夏が一番似合う」をテーマにした華やかなステージと豊富なカテゴリーから若年層を中心に人気を博す。
(※3)NGP Taiwan/香港・台湾を拠点とする国際フィットネス団体。「自然健美」(ナチュラル・ボディビル)のアジア普及と競技レベル向上を目指し、台北を中心に大規模な大会を開催している

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取材:にしかわ花 写真提供:永田実華子

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』『Womans'SHAPE』寄稿。記者・ライター、メディアプランナー、エッセイスト。

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