5月21日(日)、神奈川県・横須賀市はまゆう会館で開催された『サマースタイルアワード 2026 湘南予選』。ビキニモデル部門ショートクラスで2位に輝いたのが、中谷伊織(なかたに・いおり / 35)さんだ。バーとカラオケスナックを経営しながら、トレーニングを6年積み重ねてきた。職業柄、毎日お酒を飲む生活の中でも、工夫を重ねてボディメイクを実現している。
【写真】中谷伊織さんのお酒との共存で叶えたメリハリある身体(ステージショット8枚)

トレーニングを始めたのは、2019年のバー開業がきっかけだった。
「バーの経営を始めてから仕事ばかりになってしまって、リフレッシュがてら筋トレを始めたことがスタートでした。その後コロナ禍でパーソナルトレーニングをちゃんとやろうと思ったのですが、入会したジムにはボディメイクで有名な選手もいて。友達がサマスタに出場していたこともあり、”自分もやってみようかな” と大会出場に興味が湧いてきたんです。もともと神経質で規則正しいことに快感を感じる性格なので、食事や運動のルーティンが決まっている方が仕事の効率も上がるし、心身ともに楽になれるんですよね」
2年ぶりの大会で "過去一楽しめた" 理由
2年ぶりの大会挑戦となった今大会。
「2024年の大会を最後に、一度休もうと決めていました。仕事との両立も大変なので、また出たいと思えたら再挑戦しようと考えていたんです。すると、昨年の秋にまたやりたい気持ちが戻ってきたので、今回また挑戦することにしました」
大会に向けた目標設定が、コンディションづくりにも大きく影響したという。
「今回は優勝まで目指すのではなく、2位以内に入れたらうれしいなというくらいの気持ちで臨みました。後悔せず楽しむことを一番の目標にしていたので、減量のストレスも今までで一番なかったですし、過去一楽しめたと思います。食べる量が増えたのも大きくて、日々のカロリーを上げたおかげで一気に食べたい日がなくなったのがすごくよかったです」
飲酒は有酸素運動でプラマイゼロに
バーを経営する中谷さんにとって、お酒は仕事と切り離せない存在だ。
「職業柄、1日10杯くらいは飲みます。テキーラもシャンパンも焼酎も。ただ、飲む酒類は体質的に合うものや糖質を考えて選んでいますね。ビールを発泡酒に変えたり、ウォッカやテキーラ、焼酎といった透明なお酒は糖質が少ないのでそちらを選ぶようにしています。4月は私の誕生日があったこともあり1週間で40本空けたこともありましたが、運動量で補いました」
お酒による影響を運動でカバーするために、有酸素運動にも力を入れてきた。
「ストレスを減らすためにも、外を歩くことを意識するようにしています。大きい公園を1時間以上歩くと心身ともにスッキリするので。仕事柄どうしてもお酒を飲む機会は多いですが、たくさん動くことを意識して対応しています。フィットネスはあくまでも趣味なので、仕事を頑張った上で楽しく続けていきたいと思っています」
かつてレースクイーンやグラビアとして活躍し、今は経営者としてステージに立つ中谷さん。「お酒好きだからボディメイクはできない、なんてことはない。飲みながらでもボディメイクを叶えられることを証明したい」というメッセージは、自分らしいライフスタイルとフィットネスの両立を目指す多くの人の背中を押してくれるはずだ。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
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取材:池田光咲 撮影:高坂裕希
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