コンテスト

元カレに勧められ筋トレにドハマり。何より嬉しい変化は「私服がキレイに着こなせること」

俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)関東予選」が10月10日(月・祝)、東京・日野市民会館で開催された。ビキニ姿でバランスのとれたスタイルや女性らしい優雅さ、セクシーさなどを競うBIKINI MODELでは、三保明日果選手が新鋭選手たちによるROOKIE CHALLENGE CUP優勝を皮切りに、ショートクラス、さらにカテゴリーの総合優勝にあたるオーバーオールも制した。

【写真】三保選手が披露したビキニ姿のSシェイプ

フロント・バックのVシェイプ、サイドポーズのSシェイプをしっかりアピールしながら華のあるステージングを披露した三保選手は、意外にも今回がボディコンテスト初挑戦。筋トレ歴1年半のニューカマーだ。

「トレーニングを始めたきっかけは、じつは元カレなんです。その方も筋トレをやっていて、『一度ジムに入ってみれば?』と私に勧めてくれました」

スポーツ経験は小中学校時代のバスケットボールくらい。それでも「とりあえずやってみよう」とジムの無料体験で筋トレに初挑戦してみたところ、「自分でもビックリするくらいハマっちゃいました」。

「今までで夢中になったのはネトフリ(Netflix)のドラマくらい(笑)。人生で初めてハマったのが筋トレです。ハマった理由は、自分の頑張りしだいで身体が変わってくること。その一択です。それに、私服がめっちゃキレイに着こなせるようになったことも、私にとっては何より嬉しい変化でしたね」

現在はスポーツジムでアルバイトしながら週6回、トレーニングに打ち込んでいるという三保選手。今大会に向けてここ3ヵ月間は「食べて絞る」をテーマに集中してボディメイクに取り組んできたそう。

「しっかり食べる代わりに、たとえばラットプルなら23㎏くらいだったのを45㎏にあげるなど重量を扱うトレーニングに切り替えました。もともとお菓子が大好きで、ときどき食べたくなるときもありましたが、そのときはプロテインバーなどで代用し、満足感を得ながら『終わったらお菓子を食べるぞ』と自分に言い聞かせたりもしました」

極端な食事制限のないストレスフリーの状態で、着実にボディシェイプと筋量アップに成功。筋トレにハマるきっかけを作ってくれた元カレやトレーニング仲間が見守るなか、見事初挑戦で3冠を果たした。

今後の目標を聞くと「ベティという階級に挑戦して、そこで優勝することです!」と迷いのない答えが返ってきた。BIKINI (BETTY)はサマスタの女子部門でもっとも筋量が求められるカテゴリーだ。新たな挑戦に向け彼女のトレーニング熱は高まるばかりだ。

取材:藤村幸代 撮影:中原義史

次ページ:三保選手が披露したビキニ姿のSシェイプ


執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住。

次のページへ >


-コンテスト
-,