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18年ぶりに戦友ナルシスと火花を散らし松尾優勝!ナルシスとのワンツーフィニッシュを果たす!

12月3日(土)に東京・品川インターシティホールで開催されたゴールドジムJAPAN CUPが開催され、総エントリー数約540というビッグコンテストになり、昨年を上回る選手数となった。そして今大会では、約18年ぶりとなるベテラン選手の共演が叶った。そのカテゴリーがボディビルマスターズの部で、優勝は2008年に東アジアボディビル選手権80㎏以下級優勝の実力を持つ松尾隆太郎選手。そして2位は日本クラシックボディビル選手権優勝、ジャパンオープン優勝などの経歴を持つ“ナルシス”こと山本昌弘選手だった。ボディビルマニアには熱い、約18年ぶりの戦友の共演となった。

【写真】51歳で現役復帰した松尾隆太郎選手のバランス完璧な肉体

今大会が約9年ぶりのステージ復帰となった松尾選手。ボディビル選手としての経歴は1996年千葉選手権優勝、01年関東選手権優勝、03年東日本選手権優勝、そして国際大会である東アジア選手権80㎏以下級に08年に優勝など複数のタイトルを持っている。また、03年、04年と日本ボディビル選手権のファイナリストとなっている。

そんな松尾選手が今回JAPAN CUPに出場した理由について。

「10年に上腕二頭筋を断裂してしまい、今まで調子の悪い状態が続いていました。でも50歳を過ぎて、『このままだとズルズルとダメになってしまう』と思って、少し頑張ってみました。また、3年前に勤めていた消防士を辞めまして、ジム経営を始めたんです。そこで会員様に偉そうなことばかり言っていてもしょうがないので、一応経営者自らステージに上がる姿を見せようと思って、今回出場しました」

と、久しぶりのコンテスト復帰を果たす気持ちを話した。また、久しぶりのステージということもあり、表彰式終了後には少し疲労したかのような松尾選手が。

「久しぶりの大会で苦しかったというか、疲れたの一言でした(苦笑)。最後に出場したのが13年の日本クラス別選手権でしたので、約9年ぶりの出場になりました」

また、来年の競技出場に関して。

「来年は今のところ何も大会に関しては考えていませんが、機会や出場できる大会があればまた出たいと思っています」

戦友ナルシスとの闘いを終えた松尾選手の、今後のさらなる復活劇を見てみたいと思う編集部であった。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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