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「人生最後のダイエットをしよう」と決意。筋トレは将来への投資【あなたが筋トレを続ける理由は?#9】

職場が変わり体重が増えてしまった事務職の蓉子さん(40)は、「人生最後のダイエットをしよう」と決意しトレーニングを始めることに。トレーニングを習慣化することで、イキイキと楽しみながらボディメイクに取り組めているという。その方法とは?

【写真】蓉子さんの美しいスポーツウェア姿

「普段は携帯のメモ機能で一週間のルーティンをチェックリストにして、一週間で全部こなせるようにやるべきことを視覚化しています。家でもトレーニングができるように、ベンチやダンベル、ケトルベルなど最低限の器具を家に揃えています。そうすれば、仕事で帰宅が遅い時や天気の悪い日など、ジムに行かなくても帰宅後や隙間時間にトレーニングができるので、より一週間の目標が達成しやすくなります」

緻密にボディメイク計画を立てながら、着実に理想の身体に向けて一歩ずつ歩んでいる蓉子さん。前もって計画を立てることで、ボディメイクだけではなく仕事にも良い影響をもたらしてくれているようだ。

「私の場合は、一週間のルーティンを身体の部位毎(胸、背中、肩、二頭筋、三頭筋、腹、殿部)に分け、プラスして有酸素運動を2回することがベーシックなメニューです。これらの一週間の目標を達成できたことが、次の週も継続できるという自信になります。

また、それが相乗効果となり仕事でのストレス耐性や問題解決力などに活かされています。仕事を円滑に行うためにもトレーニングは欠かせません。そのため、トレーニングは『時間ができたら行う』というスタンスではなく、食事を摂ることと同じ感覚で短時間でもいいので、毎日しっかりとトレーニングの時間を確保するようにしています」

食事に対しても「毎食20g以上のタンパク質を摂る」とルール化をすることで、基本的には食べたいものを食べながら無理なく身体をシェイプすることができているという。自分に合ったトレーニングルーティン、食事の摂り方のコツを明確に見つけられたことが蓉子さんをボディメイク成功へと導いた。

「筋トレは小さな努力の積み重ねだと思っています。すぐに成果は見えませんが、確実に成果がでると信じて続けていくことで身体だけでなく、メンタルも強くなることを実感しています。最初から目標を高く設定するのではなく、まずはジムに行くことから始めるなど目標を低く設定して、やるべきタスクを達成した自分を褒めてあげてください。

フィットネスモデルやインスタグラマーの方など、SNSを開けばキラキラした素敵な方たちがたくさんいますが、他人とではなく、過去の自分と今の自分を比べてそれを自信にしてこれからもトレーニングを楽しんでいけると良いですね!」

取材:FITNESSLOVE(初出:Woman’sSHAPE Vol.25)

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