ウエイトリフティングの全日本選手権第1日は11日、新潟県津南町のニュー・グリーンピア津南体育館で行われ、男子は73kg級で東京五輪のメダルを狙う宮本昌典(東京国際大職)が、スナッチ155kg、クリーン&ジャーク190kgのトータル345kgを挙げ、スナッチとトータルで自身の日本記録を塗り替えて優勝した。
この日に発売されたアイアンマン1月号の宮本選手インタビューによると、宮本選手は東京五輪でのメダル獲得に向けてトータル350kgを挙げるために練習してきた。同誌のインタビューで宮本選手は「試合では成功率がけっこう高いほうですし、周りからもあまり落とさないと言われています」という言葉通りこの日もクリーンジャークの3試技目以外を成功させた。
また、宮本選手は「自分の大好きなウエイトリフティングをやっていると思える瞬間は大会で何も意識せず、それこそ全力のやる気だけで限界に挑戦できるような状態に持っていくとき」と言っており、"大会本番"というものに対する強さを感じる。
大会後に自身のInstagramのストーリーでも「やっぱり試合っていい」と大会に対する感想を書いていた。東京五輪まであと1年を切っている。今後も宮本選手の活躍から目が離せない。
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