“令和の怪物”相澤隼人選手が武者修行として、先輩トップビルダーのトレーニングルーティンに挑戦するという月刊ボディビル誌の名物企画、ガチンコトレーニングバトル。今回は、男気溢れるハードコアなボディビルダー相川浩一選手とガチトレ。実際に行っている「背中」の種目の中から『ダンベル・プルオーバー』に挑戦していこう。
取材・文_月刊ボディビルディング
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ダンベル・プルオーバー
狙う部位:広背筋、小胸筋、前鋸筋
この種目では、主に広背筋と小胸筋のストレッチを行なっていく。それに加えて前鋸筋も同時に鍛えていく。前鋸筋の張り出しは、フロントダブルバイセップスなどのポージングで凹凸感が非常に出るため、コンテストで差がつく部位であると相川選手自身考えているそうだ。
メインは3セットほど行い、後半のセットは重量を落として行った。ここでは、重量に応じて可動域を変化させていく事が大事になる。ヘビーになればなるほど可動域をわざと縮める。これは関節や腱などにかかる負担を減らすためである。逆に言えばライトなものであればしっかりと可動域をとり、筋肉の伸長と収縮を行う。
特に重量が伸びている時などに注意をして頂きたいのが、バウンドをさせるようなフォームでは行わないようにした方がよいとのことであった。(相澤)