シットアップをちょっとやそっとやるだけでは、割れた腹筋など到底つくることはできないし、食事にも十分な配慮が必要だと聞かされると、もう自分には無理だと諦めてしまう。しかし、これからは違う。理想の腹筋を手に入れるために、食事管理の心得をお伝えする。
文:William Litz 翻訳:ゴンズプロダクション
食事管理で腹筋の完成度を上げる
ワークアウトによって腹筋を作り、食事によって作り上げた腹筋を作品として仕上げる。
食事を管理する目的は、体脂肪を減らし、腹筋を覆っている体脂肪の層を薄くすることだ。脂肪の層を限りなく薄くできれば、作り上げてきた腹筋をより鮮明に浮かび上がらせ、アピールすることができる。
ここでの食事管理の基本は、摂取カロリーの制限だ。かといって、急激なカロリー制限は筋肉を小さくするし、そもそも無理な減量は続かない。続けられる減量法、無理のない減量法、筋肉を犠牲にしない減量法を探し出す必要があるわけだが、どんな減量法でも効果には個人差があり、合う合わないがある。
減量のための食事の基本は、消費カロリーが摂取カロリーを上回ること、必要な栄養素を確実に補給すること、筋肉が分解されないような食事であること、そして続けられる食事であることだ。
パワー系とカーディオ系の腹筋ワークアウトを行うことで、筋肥大のための刺激と減量促進にもなる刺激を得ることができ、理想とする腹筋に少しでも早く近づくことができるはずだ。
ただ、すでにある体脂肪を減らさない限り、見栄えのする腹筋は表には見えてこない。食事にも十分気を配りながら、理想とする腹筋作りを楽しみながら進めていこう。
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