ボディコンテストの登竜門として話題の『マッスルゲート』。昨年よりさらに間口を広げるべく新設された『マッスルゲート新人戦』の関東大会が2月23日(水・祝)、東京都の北とぴあで開催された。
約70名以上が出場した『ウーマンズレギンス』カテゴリー。マッスルゲート公式インスタグラムでもカテゴリー単独大会ができるほどと投稿があるくらい盛り上がったカテゴリーといえる。その出場者の中でも目を引いたのは、65歳以下級で優勝した57歳の新井幸子選手だ。
トレーニングを始めたのはよくあるダイエットきっかけからだった。
「2015年に体重が65kgくらいまで増えてしまい、痩せたいと思ってトレーニングを始めました。すると、10カ月で15kgのダイエットに成功して、ハマってしまいました」
2018年にスパルタンレースに出場するようになりトレーニングに熱を入れていったという新井選手。
「2月19日に行われた『スパルタンレースin茨城』では55歳から60歳で1位でした。2019年には5km、10km、15kmのすべてのコースで優勝して3冠獲っているんです」
スパルタンレースとは世界最高峰の障害物レースだ。完走するためには持久力だけではなく、筋力なども必要になってくる。
「スパルタンレースのために普段からトレーニングをしているので、そこで培った身体でステージに立とうと思いました。ポージングの先生に魅せ方だけを教わって、今回出場しました」
65歳以下の部で見事優勝しただけでなく、163cm以下級でも準優勝を果たした新井選手。趣味はトレーニングだと明るく答えてくれた新井選手のスパルタンレースだけでなく、ボディコンテストでの活躍も楽しみだ。
(取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介)