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細かった身体を筋トレで脱却!「身体が弱くこのままだと誰も助けられないと思った」

山田恵生選手

山田恵生選手

2月13日(日)、神奈川県・カルッツかわさきで「マッスルゲート神奈川」が開催された。マッスルゲートは“誰でも参加できる”ボディコンテストの登竜門として、多くのトレーニー達が日頃のトレーニングの成果を披露している。ここでは、メンズフィジーク高校生の部に挑戦した山田恵生選手を紹介。引き締まった筋肉ボディで登場した山田選手ですが、実は小学生の頃は身体が弱く運動も苦手。そこからトレーニングに打ち込むきっかけは何だったのでしょうか?

【写真】シャープに引き締まった山田恵生選手の筋肉美

山田恵生選手
Before

ガリガリだった頃の山田恵生選手

――まずはトレーニングを始めたきっかけから教えてください。
「小学校から身体が弱く、よく学校を休んでいたり運動が好きでも上手くできない、このままだと誰も助けられないと思い中学から自重トレーニングを始めました。高校で心臓病が発覚しキツイ状況に身体を慣れさせれば治ると思い公園でのトレーニングを開始。その後体調が良くなり身体つくが変わったことから知人の元ボディビルダーにフィジークを勧められのめり込みました」

――いつからトレーニングを始めましたか?
「中学から自重トレーニング、高校に入り近所のジムに通いコロナが一度落ち着いた頃あたりにゴールドジムで本格的に始めました」

――トレーニングはどのように行っていますか?
「6分割(胸、背中、肩、腕、脚の表、脚の裏)ピラミッドセット法で行っています」

――トレーニング中に意識していることはありますか?
「低重量の時は必ずピークを感じながら行う。こう重量の時は反動も使いながら必ず6回は行う」

――自慢の部位とそのトレーニングを教えてください。
「部位ではまだ自慢できることはありませんが絞りは自信を持てます。今回のマッスルゲートは実は1カ月で約10kgの減量を行いステージに立ちました。私は普段から浮腫みやすいので塩分を気にしながら水を10ℓ飲んでいました」

――トレーニングをしていて良かったことは何ですか?
「目標に辿り着いて満足ではなくその先に新たな目標を立てるようになりました」

――トレーニングをしていて辛かったこととそれを乗り越えた方法を教えてください。
「停滞期や重量が伸び悩んだ時、身体も細くトレーニングを始めて間もない頃に大会に出ると言うと周りはあまり応援してくれなかったが、今は亡き父は必ず応援してくれて身体の変化を褒めてくれました。その時に大会で優勝すると約束をしましたが、大会に出る前に父は旅立ってしまった。なのでその約束を思い出して今もトレーニングをしています」

――普段から食事でこだわっていることなどはありますか?
「炭水化物とタンパク質を中心とした食事を腹10分目まで押し込み、隙間時間にプロテインを飲むことです」

――摂っているサプリメントを教えてください
「マルチビタミン アニマルパック(食事で全ての栄養素が摂れないため)、ビタミンC(肌とコラーゲン繊維を作るのに必要なため)、プロテイン(筋肉の成長の補助)、クレアチン(爆発的に力が発揮できるように)、EAA(筋分解を防ぐ)カルニチン CLA(無駄な体脂肪をつけたくないから)、イヌリン (消化吸収の補助と腸内環境の補助)、CCD マルトデキストリン(トレ中の糖質)、グルタミン (筋回復)です」

――減量やバルクアップで意識していることはありますか?
「減量では、水分をたくさんとる、毎日2万歩以上は歩くこと。またバルクアップで意識していることはすべてて食べることです」

――大会に出場するようになって周囲からの反響はありましたか?
「前回大会から急成長したことを褒めてくださり次の大会も頑張れ!と背中を押してくれました」

――ずばり次の目標は?
「JBBFにジュニアのフィジーク大会があれば出ようと思います。他団体だとAPFの11月の大会にフィジークモデルカレッジがあれば出ます」

取材・文:FITNESSLOVE編集部 写真:中島康介

【写真】シャープに引き締まった山田恵生選手の筋肉美

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