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美ボディコンテスト初挑戦で5冠を達成したITエンジニア「仕事をやるうえでも筋トレは私にとって欠かせないもの」

茶屋葵選手

3月13日(日)、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催されたボディメイクコンテスト『Super Body Contest(SBC)CHIBA 00』で、茶屋葵選手(30)が初出場ながら“5冠”を達成した。

スタートして4年の新興ボディコンテストながら、エンターテインメント性の高い演出や出場者への手厚いサポートなどが受け入れられ、「初心者コンテスタントでも挑戦しやすい大会」としてもその地歩を固めつつあるSBC。ボディメイクに対する関心の高まりを受け、今年はレッスンコーチの拡充や無料説明会の増設などでサポート体制のさらなる強化を図るという。

茶屋選手も、初出場のボディコンテストでSBCを選んだひとり。今回はSBC部門ELEGANTクラス(30~39歳)と、よりスリムなボディラインが重視されるTRND部門CHARMクラス(18~39歳)の2部門にエントリーしたが、共に1位を獲得。また各クラス1位の中から男女1名ずつ選出される総合グランプリ「Champion of The Show」も両部門で獲得。さらに男女1名ずつの「ベストパフォーマンス賞」も獲得と、コンテスト初チャレンジにして“千葉大会グランドスラム”を達成した。

【写真】“千葉大会グランドスラム”を達成した茶屋葵選手のしなやかボディ

「2つの部門でオーバーオールをいただけるなんて、本当に信じられない気持ちです」大会後の茶屋選手は、驚きを隠せない様子で受賞の喜びを語った。

小学生時代、3年間ほどミュージカルに出演していたが、その後は吹奏楽に打ち込みスポーツとは無縁の生活を送っていた。そんな彼女がトレーニングを始めたのは社会人1年目の2017年。

「最初は『ちょっと痩せたいな』というくらいで本当に趣味程度からスタートしたのですが、SNSでいろいろな大会に出場されている方々を見て、『キレイだな、華やかだな』と憧れ、私もトレーニングが好きでやっているから、何か目標をもって取り組みたいなと思い、このコンテスト出場を決めました」

茶屋葵選手

“背中”がストロングポイント 茶屋葵選手のバックポーズ

茶屋選手を指導したトレーナーによれば「彼女の場合、もともと背中は発達していてストロングポイントでした。逆にウィークポイントである下半身は、彼女の努力で絞った結果です」。大会本番では緊張で「脚がプルプル震えてしまった」そうだが、努力の積み重ねを自信に変え、堂々たるポージングを披露。今大会からバナーも変わり、より華やかになったステージ上に、しなやかで美しいボディが一層映えた。

普段はITエンジニアとしてPCと向き合う時間が多いそうだが、トレーニングを生活に取り入れたことでライフスタイルの好循環も生まれているという。
「仕事だけやっていた頃は、頭だけが疲れて逆に眠れないことも多かったのですが、トレーニングを始めてからは心身のバランスが整いましたし、トレーニングで集中しているときに仕事のアイデアがひらめくことも。仕事をやるうえでもトレーニングは私にとって欠かせないものになっています」

今回の快挙達成で、目標もモチベーションもさらに高くなった。
「今回は本当に緊張してしまったので、まずは夏の大会で場数を踏むことが目標です。そして、12月のファイナルで勝ちたい。それに向けて頑張ります」

取材:藤村幸代 撮影:中原義史

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執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住

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