バキバキに割れた腹筋で新人戦を制したのは日体大卒のやり投げ選手

角田直之選手

角田直之選手

2月26日(土)、兵庫県・西宮市民会館アミティホールにて『マッスルゲート関西新人戦』が行われた。昨年より『新人戦』が新設大会として開催され、今年は関東と関西で2大会が予定されている。関西での開催は初めてにも関わらず70名以上の選手がエントリーした。ここでは、メンズフィジーク176cm超級と新人の部176cm超級で2冠に輝いた角田直之選手にトレーニングや食事のことを聞いた。日本体育大学でやり投げに打ち込み、現在も陸上競技で活躍し続ける角田選手が、なぜメンズフィジーク競技に出場したのか。

【写真】バキバキに割れた腹筋!角田直之選手の新人離れした筋肉美5枚

マッスルゲート関東新人戦
メンズフィジーク176cm超級&新人の部176cm超級 優勝
角田直之選手

ーートレーニングをはじめたきっかけを教えてください。
「陸上競技パフォーマンス向上のためです」

ーーいつからトレーニングを始めましたか。
「高校からです。本格的にトレーニングを始めたのは日本体育大学入学後からです。でもその全てが陸上競技のパフォーマンスを上げる目的のトレーニングでした」

ーー普段のトレーニングメニューを教えてください。
「陸上競技を現役で行ってるので筋肥大目的、最大筋力、瞬発力、スピード、巧緻性などなど、ピリオダイゼーションに合わせて変えています」

やり投げ競技で活躍する角田選手

ーーマッスルゲートに向けてはいかがでしょうか。
「マッスルゲートに向けたトレーニングルーティンは4分割でした。スクワットとデッドリフトの日、マシンで脚の日、マシンで背中の日、胸&肩&腕の日で分けていて、ほぼ毎日腹筋と坂ダッシュ、メディシンボール投げを行ってました。あとは可能な限りダブルスプリットをしてました」

ーーなぜコンテストに?
「私の周りにコンテスト競技で活躍している人が多いこともあり元々興味があったためです。高校の陸上部の先輩にメンズフィジークIFBB PROの石本ファルーク選手、高校の同級生に2019年ボディビル日本チャンピオン横川尚隆、高校の一個下にSSAのプロビキニの堀田愛選手など。また大学生時代も相澤隼人君をはじめた日体大バーベルクラブの後輩達の活躍もあり、いつか出てみたいと思ってました。ただ陸上の試合期(シーズン中)とコンテストシーズンが重なってたのでなかなか出れる機会もなく、そこまでして出ようとまでには至りませんでした。そんな中シーズンオフの2月にあると聞き、ここしかないと思いました」

ーートレーニング中に意識していることを教えてください。
「まずは負荷を逃さないために、反動をうまく活用することです。次に回数、重量に捉われずとにかく筋肉や身体にストレスを与えること。そして、自分の目的や身体の柔軟性や筋肉の可動域に合ったフォームで行うことです」

ーー自慢の部位とそのトレーニングを教えてください。
「コンテスト競技をしている人にはお腹周り(腹筋と前鋸筋)、脚(大腿四頭筋とハムストリングス)を褒めていただくことが多いです」

ーーBIG3やクイックリフトの数値はどのくらいですか?
「ベンチ160kg、スクワット250kg、デッドリフト235kgです。クイックリフトは、スナッチ120kg、クリーン150kgです。人並み以上にできるつもりですが、投擲界にはもっと化け物が沢山いるのでとても自慢できるものではありません」

ーートレーニングをしていて良かったことは何ですか?
「継続力の偉大さを身をもって知ることができたことです」

ーートレーニングをしていて辛かったこととそれを乗り越えた方法を教えてください。
「時間の確保ができないこと。なので睡眠時間を削り陸上競技の練習、トレーニングとボディメイクのトレーニングをする時間を作りました。当然推奨できることではないのですが……。トレーニングや練習に関しては強くなりたくてやっていることなので辛いとかそういうのは全くなかったですし、今後もそう思うことはないと思います」

ーー食事でこだわっていることは何ですか。
「食べて絞ることです」

ーー摂っているサプリメントを教えてください。
「ゴールドジムのアミノコンプレックス、ファットバーン、ホエイプロテイン、マルチビタミン&ビタミン、BCAA&アルギニン、ハレオのクレアボルブラック、UP!です。JAAF(日本陸上競技連盟)もJBBF同様ドーピングチェックがあるので信頼できるメーカーから取るようにしてます」

ーー減量で意識していることがあれば教えてください。
「水をたくさん飲むこと、食事の内容を固定すること、運動時以外ウエストシェイパーを使うこと、短距離をたくさん走ってカロリーを消費することです」

ーー逆にバルクアップで意識していることがあれば教えてください。
「プロテインを3時間に1回必ず飲むことです」

ーー大会に出場するようになって周囲の反応や反響はどのようなものでしたか。
「クラシックフィジークの方が向いてそうと言われました」

ーーお気に入りのトレーニングアイテムがあれば教えてください。
「コンプレフロスです」

ーー憧れている、目標にしている人物がいれば教えてください。
「溝口和洋さんというやり投げ日本記録保持者です」

ーートレーニングや食事の参考にしているものがあれば教えてください。
「『一投に賭ける』僕にとってのプレワークアウトサプリ(ブック)です。トレーニーの人も一度読んでみてください(笑)。あとは石井直方さんの書籍全般です」

ーー初のコンテスト競技大会を終えて反省点などはありましたか?
「減量している中でパワーが落ちたりせず、減量自体がそこまで苦に感じませんでした。でも今考えてみたら『それだけ絞りが甘かった』と思います。またポージング練習もトータルで60分もできてないし、セミナーとかも受講できずに望む形になってしまいました。その辺りも要改善かと感じてます。言い換えれば伸び代しかないので次に出る機会があれば勝ちに拘り全力で仕上げていきたいと思います」

ーー次の目標(大会以外でも可)を教えてください。
「ひとまずはやり投げが本職なのでやり投げで日本一を目指します。引退したら本格的にコンテスト競技に挑戦しようと思います。でももしかしたら開催時期によってはゴールドジムJAPAN CUP出るかもしれません」

取材・文:FITNESSLOVE編集部 写真:中島康介

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