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46歳の多忙な店長が初のドリームモデルで優勝「若いときと比べても今が一番体力がある」

伊藤真実選手8月21日(日)、千葉県浦安市文化会館で『マッスルゲート東京ベイ』が開催された。オールジャパン選手権ビキニフィットネス6連覇中の安井友梨選手が企画した「ドリームモデルPresented by FAVOLINK」も初開催され、75名もの選手がエントリーしドレスアップした美ボディで会場を沸かせた。40歳以上50歳未満の部で優勝したのは、パーソナルトレーナーとして活動しながらボディメイクサロンの店長を務める伊藤真実選手だ。大会シーズンは特にボディメイクサロンが忙しくなり、自分に使う時間を作ることが難しかったというが、見事初のドリームモデルで優勝を勝ち取った。

【写真】伊藤真実選手の美しいロングドレス姿

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史

マッスルゲート東京スポルテック
ドリームモデル 40歳以上50歳未満の部
伊藤真実選手

――まずはトレーニングを始めたきっかけから教えてください。
「もともと身体を動かすのは好きだったので、近所のスポーツジムに通ってスタジオレッスンなどを楽しんでいました。ジム通いもすっかり習慣化した2017年、下の子が中学生になり少し自分の時間が増えたことをきっかけに、何か新しいことにチャレンジしてみたくなり本格的に筋トレを始めました」

――トレーニングをしていて良かったと感じることはありますか?
「まずは見た目が変わり、体力がついたことです。今年46歳ですが、若い時と比べても今までで今が一番体力があると感じています。また何よりもトレーニングを通してたくさんの人との出会いがあったことです。 年齢や性別を越えて同じ興味や目標を持つ方々と知り合えたことはとても良い刺激になっています」

――トレーニングで辛かった経験などありますか。
「トレーニングが辛いと感じることはありませんが、がんばっているつもりでも、なかなか筋量が増えないことや、減量が上手くいかない時は辛いです。 そんな時は一通りグズグズした後に『焦っても良いことない』と開き直ります。劇的に変わらなくても長い目で見ればものすごく変わってる!と自分に言い聞かせてます(笑)」

――仕事とトレーニングの両立はどうでしたか?
「私はパーソナルトレーナーとして活動しながら、ボディメイクサロンの店長として、日々大会に出場される選手の皆様のカット出しやスプレータンニングをお任せいただいています。そのため大会シーズンは自分が出場する大会のために時間を調整することが難しく、トレーニング時間が確保できないことと、規則正しい時間に食事がとれないことが一番の課題です。今年も大会直前が最も忙しく、トレーニング時間確保には大変苦労しましたが、週に1回でも納得できるトレーニングができればそれで100点!と自分へのハードルを時に下げながらなんとか当日を迎えました」

――普段のトレーニングメニューはどのように行っていますか?
「基本的には、背中、肩、脚尻、胸 の4分割です。大会前は肩の頻度を増やしていました。各部位毎回やるお気に入りの種目はありますが、常に新しい刺激も与えられるようにやり慣れない種目にも積極的にチャレンジしたり重さを変える工夫などをしています」

――自慢の部位とそのトレーニングメニューはありますか?
「まだまだ自慢出来るような部位はありませんが、来年は肩を一回り大きくして自慢できるようになりたいです」

――普段から食事なども工夫していますか?
「基本的には手作りのクリーンな食事をバランスよく何でも食べています。ただ、食いしん坊で食べ過ぎがちなので量を適量に保つのが課題です」

――初めての大会で困ったことや不安だったことはありますか?
「初めての大会ではとにかく右も左もわからず緊張しましたし、自分のコンディションが良いのか悪いのかもわかっていなかったので全てが不安でした。ただステージへ上がる直前に開き直ったのが、終わってみたらとても楽しかったのが不思議です」

――今回の大会での反省点はありますか?
「今回の大会での反省はポージングとステージでのパフォーマンスです。ドリームモデルは引き締まった身体でありながらエレガントさも重視されるカテゴリーなので12月のゴールドジムジャパンカップではもっと優雅なステージングを目指したいです。また身体ももう一絞りするのが目標です」

――今後の目標は?
「この東京ベイを終え、一旦休憩に入ったのでこの時間を使って今月末からパーソナルトレーナーとしての技術をブラッシュアップするため海外で勉強してきたいと思っています。選手としてもパーソナルトレーナーとしても少し成長して12月のゴールドジムジャパンカップを迎えられるように頑張ります!」

――これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「少しでも興味があるのならばぜひチャレンジしてほしいです。今まて気づかなかった新しいご自身の発見や想像以上のパワーに出会えるきっかけになると思います。会は控え室も和気あいあいと楽しく仲間もたくさんいます!」

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