コンテスト

初体験のボディビル大会で優勝。16kg減量の秘訣は「食べて動く」

7月30日に開催されたマッスルゲート東北のボディビルジュニアの部で優勝した吉村陸人選手。初めての大会出場だったが、しっかりと筋肉質な身体をつくり、見事優勝に輝いた。元々太っていたという吉村選手がどのようにトレーニングし、減量したのか聞いた。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

【写真】吉村陸人選手の逆三角形の筋肉美

吉村陸人選手

──トレーニングを始めたきっかけから教えてください。
「2020年12月からトレーニングを始めました。ダイエット目的でジムに入会したのですが、そこでボディビルダーの方に声をかけていただき、2021年2月から本格的に鍛え始めました」

──現在のトレーニングはどのように行っているのですか?
「脚表(四頭筋)、胸、背中、脚裏(ハムストリング、臀筋、内転筋、カーフ)、肩、腕で分けています。どのようなフォームで、その種目をすれば、対象筋に負荷を乗せ続けることができるかを意識しています。トレーニング始めたことで、幼少期からずっと太っていた身体が変わっていき、周りからも成長具合を言ってもらえるようになりました」

──仕事とトレーニングの両立についてはいかがでしょうか?
「仕事は介護士をしています。週1、2回は夜勤があるので、夜勤入りの日はトレーニングオフにしています。他の日は基本的にトレーニングをしていますが、自分の疲労具合を見て、時々オフを入れたりしています」

──栄養面について教えてください。
「毎食固形で40~50gのたんぱく質を1日体重×2.5倍以上、サプリメントは毎食後のビタミン、トレーニング後などのグルタミンは欠かさず摂っています。減量中は、最低限の脂質は取りつつ、糖質も削り過ぎないで『食べてしっかり動く』ことを意識してます。バルクアップでは、以前は高糖質、高たんぱく質を意識しており、パスタなども食べていました」

──今後の目標はいかがでしょうか。
「来年は日本ジュニアボディビル選手権に出場しようと考えており、少しでもいい成績を残せるようにしたいです。そのための次の課題は、あとふた絞りと、胸と広背筋の下部の強化です。胸郭の動きが悪いので、柔軟性を上げて骨盤底筋群も鍛えて全てのトレーニングをより良いフォームで行えるようにしていきたいです」

──最後にこれから大会を目指す人へアドバイスをお願いします。
「まだ1度しか出場していない自分ですが、出場したからこそ得られるものが沢山あるので『何年後出よう』ではなくて、なるべく早く出場することで成長できると思います」

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手