8月28日に開催された年齢別日本一を決める『JBBF日本マスターズボディビル選手権』でマスターズ50歳以上70kg超、マスターズ50歳以上級オーバーオール、マスターズ40歳以上・50歳以上・60歳以上級オーバーオールで3冠を達成した井上裕章選手。井上選手は今大会だけでなく、は去る8月14日のJBBF日本クラシックボディビル選手権171cm以下級で優勝、8月21日のJBBF日本クラス別選手権75kg以下級で2位、3週連続、全国大会で結果を残した。
日本マスターズの試合後、自身のインスタグラムでは「3週連続のコンテストは辛かったですけど、学ぶことの方が多かった気がします。まぁもう2度と3週連続はやりませんね」とコメント。
3大会ともバリバリのコンディションまで、しっかりと絞って臨んだ井上選手。気になる減量法について、『月刊ボディビルディング2022年6月号』でこのように語っている。
「減量中のきちんとした食事は、1日2回。あとはプロテインを4回くらい飲みます。タンパク源は鶏の胸肉を塩と胡椒で焼いただけのものと、卵です。鶏の胸肉は1回300g、卵は全卵で2個です。炭水化物は、1回の食事で白米110gです。減量中の食事は、ほとんど変えません。食事の量を変えないで、有酸素運動の強度を高めることで体重を落としていきます」
井上選手の次戦は10月9日に開催される無差別級日本一を決める『JBBF日本ボディビル選手権』。残り約1カ月ほど減量は続くことになるが、さらなるコンディションでの登場に期待したい。
文:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
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