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日本マスターズ8度目の優勝。57歳の美しいボディライン

8月28日に開催された『JBBF日本マスターズ選手権』で清水恵理子選手(57)は通算で8度目の優勝を達成した。清水選手は2005年に東京オープン選手権で女子フィジーク(当時は女子ボディビル)デビューを果たし、日本選手権で2位を4回、アジア選手権で2位を2回、世界マスターズ選手権で5位を2回などの実績を誇る日本を代表するトップ選手だ。

【写真】8度目の優勝を達成した清水選手のバックポーズを含む肉体美

じつは清水選手は今年、長年勤めた薬剤師を辞めて、転職を決意している。このことについて『月刊ボディビルディング2022年5月号』で清水選手はこのように語っている。

「ゴールドジムが大好きすぎて、株式会社THINKフィットネスに転職までしていまいました。薬剤師としてはもうやり切った感があり、先が見えていたのです。それに薬剤師は病気になってから健康に戻す、治療目的の薬剤のための職業ですが、本来健康とは病気などを予防することが大切なんじゃないかと気が付きまして。今年の2月からアルバイトとして契約させていただいています。原宿のフィットネスショップで販売業務、ゴールドジム原宿東京でゴールドジム・オフィシャルパーソナルトレーナーとして活動しています」

フィットネス一色の生活を送る清水選手は同誌で「今、とても幸せです。仕事もプライベートの時間も、ジムが近くて!」と締めくくっている。今大会では、40歳以上級~60歳以上級のオーバーオールでも優勝。前年は惜しくも2位となった無差別級で争われる『JBBF日本女子フィジーク選手権』(10月9日)での活躍も期待される。

文:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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