息子から「痩せれば」と言われて奮起!学習塾室長が筋肉系コンテストで2冠達成

小川明子選手8月21日(日)『マッスルゲート東京ベイ』が、浦安市文化会館にて行われた。ウーマンズレギンス65歳以下の部と、163cm以下級の2冠を達成したのは、小川明子選手。息子から、虫けらを見るような眼差しで『痩せれば』と言われたことをきっかけにダイエットを始め、これまで継続力がなく、何事も続かなかったという小川選手だが、信頼できるパーソナルトレーナーとの出会いから本格的にボディメイクを開始。今年3月の『マッスルゲート関西新人戦』ウーマンズレギンス163cm超級で初優勝を飾り、今大会では見事2冠を達成した。

【写真】51歳にしてこの筋肉ボディ!小川明子選手の全身写真

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史

マッスルゲート東京ベイ
ウーマンズレギンス65歳以下の部&163㎝超級 優勝
小川明子選手

――まずはトレーニングを始めたきっかけから教えてください。
「息子から虫けらを見るような眼差しで『痩せれば』と鼻で笑われて、家族に内緒で2018年の秋、フィットネスジムに入会いたしました。もともと小学生の高学年から太っていて、常に肥満の文字が付きまとう日々でした。その後、国際結婚をして『ふくよか』が富の象徴とも言える国柄なのか、さらに体重は増加し、ズボンのサイズが19号でもパツパツ状態に。そして、不摂生がたまり血圧が上210、下160。さらに、頸椎ヘルニアで1カ月寝たきりの生活でした。そのときが愚息から痩せればと笑われた頃で、体重72.7kg、体脂肪率は39.1%になっていました。フィットネスジムでは、ただひたすらスタジオプログラムに参加して1年後に体重59.2kg、体脂肪率19.5%へとダイエットすることができました。それからかっこいいボディを目指したいと思うようになり、2020年の秋にパーソナルでトレーニングを開始し、2021年11月にマッスルゲート出場に興味を持ち、初エントリーいたしました」

――身体が変わったことで、気持ちの面でも変化はありましたか?
「トレーニングを始めてから笑顔が増えて、自分を大切にするようになったと思います。トレーニングを通して、自分がなりたい未来に対して規則正しく生活しながら、毎日を楽しく過ごせています。トレーニングを始める前までは、朝食抜きでも大丈夫でしたがトレーニングを始めるようになると、しっかりと朝食を摂らないと身体が持ちません。そのため、必然的に栄養のある食事をとるようになり、その結果、筋トレと食事への意識が上がり、さらに健康になっているように感じています。また、筋力トレーニングを行ったことで、姿勢に気を配るようになりました。特に悪い姿勢でトレーニングを行うと、思うような効果が出せず、ケガにも繋がるからです。コツコツとトレーニングを続けていくと、不思議と自分に自信がつくのか表情も明るくなり、自然と笑顔や姿勢も良くなったと感じています」

――トレーニングで辛かった経験などはありますか。
「何をやっても、長続きしなかった私ですがこのトレーニングだけは、不思議と無我夢中でツラいと感じたことはありません。それも、全て『R personal studio』パーソナルトレーナーの宮田智矢コーチを信頼しているからだと思います。身体の疲れを残さないように、しっかりお風呂に入る、早寝早起きをするなど一日の限られた時間の使い方を工夫するようになり、新しい変化に気が付けるようになるなど、新たな進化を求めてチャレンジすることが楽しいです」

――仕事とトレーニングの両立はどのように行いましたか?
「学習塾で正社員としてフル勤務をしております。受験期は、もちろん残業等もありますが1日の限られた時間を工夫し、できない理由を考えるよりできる理由を作りトレーニングを休まずに続けております。
ジムに行けない日は、股関節や胸郭、脚裏のストレッチを行ってみたり、またポージング練習などを行うようになりました」

――普段のトレーニングメニューはどのように行っていますか?
「現在は週3回の脚の日、肩の日、背中の日と分けてジムに行き、それ以外は、自重の体幹トレーニングを自宅で行っております。筋トレ中は絶対に集中力を切らさないことを一番大切にしています。雑念を排除させて1レップ、1レップの姿勢と筋肉の動き、呼吸のみに意識を集中させています。筋トレの真っ只中に雑念が頭に浮かんでしまうとフォームが崩れケガのリスクが上がり、筋肉への意識が薄れるため効果が薄くなります。気持ちも弱くなり、トレーニングを諦めてしまうことにも繋がってしまいます。トレーニングは60分位を目安として終了していますが、終わったころには心身共にクタクタです」

――自慢の部位とそのトレーニングメニューはありますか?
「まだまだ自慢できる部位はありませんが、強いて言えば脚でしょうか!ブルガリアンスクワット、バーベルスクワット、この2種目はマストメニューです。とにかく、脚の日は緊張のあまり早起きしてしまいます」

――普段から食事なども工夫していますか?
「朝、昼、夜、しっかりバランスよく食べること。また、毎日なるべく同じ時間帯で食べるようになりました。我慢してリバウンドするようなダイエットはせずに、大会を目指す上で食事管理中であっても好きな物を少しでもいいので取り入れながら、食べられる喜びを感じて食べるようにしております」

――今回の大会での反省点はありますか?
「人生3回目の大会を無事に終えることができました。ボディメイクの大会とは無縁だと思っていた私ですが、とりあえずは….って甘い考えからエントリーをしたマッスルゲートで、無我夢中の初戦。学びとおごりの反省の二戦。そして、第三戦は諸先輩のご教示に感謝しています。これからは、さらに大会を目指す上で悩んだり、やさぐれたりすることもあるかと思っています。しかし、一度はじめたボディメイク!どこまで、自分が変われるのかチャレンジしてみたいと思っています。『継続は力なり』を信じてボディメイクしながらメダル獲得を目指してまいります」

――今後の目標は?
「今年、『R personal studio』パーソナルトレーナーの宮田智矢コーチの勧めにより、初めてマッスルゲートの大会に出場しました。その宮田智矢コーチに大会でのステージングを直接見ていただいた上で、競技者として向いているのか、目指すべき団体やカテゴリーなどを見てもらっています。競技者になるためのテスト期間と言ったところでしょうか?今年はマッスルゲートのみにエントリーさせていただき、メダル獲得を目指しつつ、かつコーチに与えられた課題を達成することを目標に出場しているため、コーチからは『今年が一番ツライ年になるだろう』と言われています。次は11月に新説される予定のカテゴリーにエントリーする方向で検討しています。そして、その後の12月のゴールドジムジャパンカップでメダル獲得を目指します。来年は、JBBFの大会に出場する予定で準備を進めてまいります」

――これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「2022年のマッスルゲートに初出場する半年前でも、自分自身がステージに上がっていることすら想像もしていませんでした。新しい世界に飛び込めば新しい出会いがあるように、人生には今までにはないかけがえのない経験や出会いがあると感じています。トレーニングや大会を通して、さらにボディメイクに磨きをかけられるかと思います。何事にもチャレンジあるのみ!」

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