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フィットネスジム経営者が考える筋トレとの向き合い方、ボディビル65kg以下級で優勝した秘訣とは

住澤徹哉選手8月14日に開催されたマッスルゲート関西のボディビル65kg以下級で優勝した住澤徹哉選手(26)。トレーニングが辛く感じることもあるようだが、軽い気持ちで取り組むようになってから変わってきたという。フィットネススタジオを経営する住澤選手に肉体づくりについて聞いてみた。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

【写真】住澤徹哉選手の鍛えられた肉体美

住澤徹哉選手

――トレーニングを始めたのは、いつからですか?
「部活動の補強のために高校3年生の時から始めましたが、トレーニングがなかなか続かなくて、半年くらい続いたと思ったら半年全くトレーニングをしない状態が5年くらい続きました」

――筋トレが長続きしなかったんですね。
「トレーニングは好きですけど、辛いと感じます。結構いつもトレーニングが始まる前は辛く感じます。なので気合いを入れすぎないように注意しています。気合いを入れすぎるとトレーニングが怖くなって、気持ちも辛くなってトレーニングがしたくなくなります」

――極端に全力でやり過ぎるということなのですね。
「そのため、軽い気持ちでトレーニングを始めるようにしたら、トレーニングが楽しくなりました。トレーニングはやってるうちにやる気や楽しさが出てくるものなので、やる前は気合いを入れすぎないようにしています」

――お仕事は?
「フィットネススタジオvalorを運営しています。スタジオレッスンも担当しています」

――フィットネスジムの経営者なのですね。でもトレーニングを辛く感じ、それを乗り越えた経験を生徒に教えることができますね。仕事とトレーニングの両立についてはいかがでしょうか。
「減量末期はエネルギー不足でなかなか辛い部分もありますが、出来るだけ食事を運動前後に持ってくるようにしています。あとは、お客様に大会出場について話すことで、応援や励ましの言葉をいただけるので、それが糧になっています。トレーニングや大会など頑張ってることがあれば、周りの人に話すのが良いと思います。うざくない程度にですが(笑)」

――普段のトレーニングメニューを教えてください。
「脚(前)、脚(裏)、胸、背中、肩、腕の5分割で腹筋とカーフは週2回。常に筋肉に負荷がかかり続けるフォームを意識しながら行なっています。・栄養面(食事・サプリメント)でこだわっていることは何ですか。食事は、基本的に好きなものを食べます。サプリメントに関しては、最近だとトレーニング中の栄養摂取を意識して行うようにしています。トレーニング中にEAA、CCDをしっかり摂るようになってからトレーニング強度が上がりました」

――減量に関しては。
「食物繊維をたくさん摂ることですね。ローファットの美味しいご飯を作る。カロリーを落とさない。最初から有酸素を入れる。ストレスを溜めすぎない。きちんとケア、休息をとる、という感じでしょうか」

――バルクアップで意識していることはありますか。
「週1、2回は好きなものを食べるようにしています。トレーニング前後の食事はたくさん栄養を摂り、トレーニング中のサプリメントの量を増やしています。特に糖質量を増やすように心掛けています」

――分かりました。最後に、これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「大会に出たいと思う方は、早く出た方がいいです。大会に出るのと出ないのとでは、かなり経験の差が生まれます。僕も5年間くらい大会に出ようと思ってた期間がありましたが早く出ていれば良かったと思いました。大会は順位がつきますが、それよりも去年の自分を超えれていれば良いですし、それを積み重ねれば必ず成長できるのでいつか順位も伴ってきますよ」

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