トレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回紹介するのは、9月11日に福岡県・パピヨン24ガスホールで開催された『Super Body Contest(以下、SBC) FUKUOKA 08』で、4冠を達成した町田知美さん。SBC初出場ながら福岡大会の主役となった町田さんのトレーニング人生は、雑誌「Woman'sSHAPE」の読者モデルへの応募から始まった。
今から8年前、町田さんにトレーナーが声をかけたのが、Woman'sSHAPEのフィットネス自慢さんを掲載するページ(読者モデル)への応募だった。「当時、大阪に住んでいた頃にトレーナーさんに声をかけてもらい、読者モデルに応募しました。迎えた撮影時、鍛えられた美しい身体の方々を目の当たりにして『カッコいい!』と感動したのが、本格的にトレーニングを始めるきっかけになりました」
普段行っているトレーニングについて聞くと、「アウトラインを整えるトレーニングを行っています。こだわりはターゲットの筋肉が使えてるかを目を閉じて身体で感じるようにすることです」という。
そこからトレーニング好きが高じて、現在は仕事も女性専用ジムのフィットネスインストラクター兼モデルスクール講師をするほど夢中に。そんな町田さんがボディコンテスト出場を決めたのは、SBCのコンセプトに魅力を感じたからだった。「トレーニングで身体を作るだけでなく、SBCではエンターテイメント性も求められている大会です。どこまで自分が変化、対応できるか挑戦してみたいと思いました」
SBCといえば筋肉美・健康美を競うボディコンテストの中でも、カテゴリー毎に細かくポージングが考えられていて、選手たちがステージで披露するポージングも個性豊かだ。町田さんも今大会に出場するために強化してきたのも、腕の動き(アームス)で大会当日は、その努力が実り美しくしなやかなポージングを披露し初出場でメダルを総なめにした。
「次の目標は日本大会グランプリ!と言いたいところですが私自身はタイトルというより『前回よりもっと素晴らしいステージングを』というのが目標です。そのための弱点部分のトレーニングと表現力の強化です」とその先を見据え、すでに力を注いでいた。
取材・文:FITNESSLOVE編集部 写真提供:Super Body Contest事務局
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