10月1日（土）に東京・北とぴあでJBBF（日本ボディビル・フィットネス連盟）主催大会のメダリストのみが出場を許される日本最高峰の舞台「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2022」（以下、グラチャン)のボディフィットネスで大谷美咲選手が2連覇を達成した。
昨年、ビキニフィットネスからボディフィットネスに転向した大谷選手は国内負けなしでグラチャンの女王に輝いた。2年目となる今年も負けなしで、2位の選手とはしっかりを差を付けた戦いをみせており、グラチャンでの優勝も盤石と言われていた。大谷選手はそういったプレッシャーから、優勝が決まった瞬間に安堵の表情を浮かべた。
「ホッとしました。2連覇できて今は安心しています」
ステージでは、バックポーズの下腿が特に他選手を圧倒しており、観客からも「下腿が異次元だよね」と声が聞こえるほど。
大谷選手にそのことを伝えると、「スクワットが大腿四頭筋や大殿筋のベースを作ったと思います。今はフルスクワットに近いしゃがみで、メインセットでは100kgを組んでいます」と教えてくれた。
大谷選手の特長とも言える肩については、サイドレイズをとにかくやり込んでいるという。「肩の日はサイドレイズの日です」と話すほどだ。
スクワット、サイドレイズといったフリーウエイトの基本種目をしっかりと行うことでメリハリのある素晴らしいアウトラインを作っている大谷選手。次の目標を尋ねると「世界選手権に初めて出場するので、まずはそこで頑張りたいです」と10月18日から韓国で開催される世界選手権への意気込みを語った。
◼︎ボディフィットネス結果
1位 大谷美咲/2位 渡利寛子/3位 金子真紀子/4位 漆島美紀/5位 澤下美香/6位 安田千秋
取材：FITNESS LOVE編集部
