50歳を超えて筋トレを始めた5児の母がコンテスト優勝。仕事、家事、トレーニングを楽しむ
10月2日(日)に東京・サンパール荒川で開催された『マッスルゲート東京』ウーマンズフィジークで優勝した宮崎祐子選手(52)。ステージでバキバキに絞れた筋肉美を披露した宮崎選手のトレーニング歴はたったの1年だった。
「昨年の夏ぐらいから筋トレを始めて、せっかくだから目標を作って頑張ろうということになり、コンテストに出場することを決めました」
もともと瘦せ型だった宮崎選手はバルクアップするために、つらいトレーニングを乗り切った。
「最初は39kgくらいしかなかったんですけど、トレーニングをして6kgぐらい増やしました。何度もトレーニングで泣きました。重さがこなせないとか、力が出ないとか、不甲斐ない自分に悲しくなることもありました。でも、筋肉が付いて体重が増えたことで、日常生活でも元気になり、今はとても充実しています」
トレーニングに対してストイックな姿勢は日常生活にも表れていた。宮崎選手は5児の母でありながら、研究所で環境分析の仕事をしている。
「大体、仕事が終わって、家事を終わらせてからジムに行くようにしています。21時くらいから22時半までトレーニングをしています。大会にチャレンジさせてくれた家族にも感謝でいっぱいです」
50歳を超えて出会ったウーマンズフィジークという競技に出会った宮崎選手の挑戦はこれからも続く。
「今回大会に出て、とても楽しかったので、ウーマンズフィジークでいろいろな大会に挑戦していきたいです。この歳になって、新たにチャレンジできることに出会えると思っていなかったので、ありがたいことだなと思っています。これからも続けていきたいです」
(ウーマンズフィジーク結果)
■ウーマンズフィジーク
1位 宮崎 祐子 / 2位 杉山 麻衣子 / 3位 藤野 裕子
取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩
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