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ハードゲイナーがボディビル世界王者との出会いで身体が劇的に変化!【筋肉道 Vol.18】

倉嶌友貴さんトレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回紹介するのは、マッスルゲート九州メンズフィジーク176cm以下級で優勝した倉嶌友貴さん(27)だ。食べても食べても太りにくい、いわゆるハードゲイナーの倉嶌さんは、ある出会いから身体が劇的に変化し始めたという。

【写真】倉嶌さんの板チョコのような腹筋と見事なVシェイプ

大学4年生の秋に彼女に振られた倉嶌さんは、何もすることがなくなり、筋肉を付けようと思い立った。YouTubeから得た知識でトレーニングをしていたが、ハードゲイナーということもあり、なかなか身体を変化させることができない……。トレーニングをやめようと思っていたとき、“ある出会い”を果たす。
「ボディビル世界チャンピオンの鈴木雅さんのオンラインサロン【鈴木雅塾】に出会いました。砂漠の中にオアシスがあったというか、私の中で鈴木雅さんが教えてくれることは非常に目から鱗でした。他の塾生の方も続々と進化しているのが見て取れましたし、私の身体も変わっていきました」

倉嶌さんは、以前は軽く効かせるだけのトレーニングだったが、筋肉を潰し切るところまで意識できるようになった。具体的にはグリップ・呼吸・骨盤・足底・肋骨の働き、前鋸筋の働き様々な部分に気を配るようにしてから動作を開始することで、追い込めるようになったという。

太れない体質の倉嶌さんは食事も工夫はしているが、何よりトレーニングが大事だと強調する。
「食事で大事にしているのは、複合炭水化物(特に白米)を摂取することです。できればリアルフードでタンパク質などを摂取したいと思っていますが、仕事が外での勤務のため難しいです。プロテイン、おにぎりを保冷剤に入れて隙間時間に食べるようにしています。プロテインなどはお腹の調子を見ながら適量摂取していきます。ハードゲイナーで太れない体質ですが、太れなくても炭水化物さえあればハードにトレーニングできると思います。最低限オーバーカロリーをしたら、あとはトレーニング次第です」

身体を変化させ、見事マッスルゲートで優勝した倉嶌さんはボディメイクの魅力をゲームに例える。
「身体をよく知ってレベルを上げていく作業は、自分を使ったRPGです。皆さんも筋トレでなくても何かしらで楽しめるものを見つけてください」

取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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