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「医療と筋トレをリンクさせたい」元メンズナースの挑戦【筋肉道 Vol.17】

宮里拳吾さんトレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回紹介するのは、マッスルゲート九州メンズフィジーク172cm以下級で優勝したパーソナルトレーナーの宮里拳吾さん(31)。前職の看護師の経験を活かし、ゆくゆくは医療と筋トレをリンクさせたいと考えている宮里さんの活動を追った。

【写真】元メンズナースの逆三角形のかっこいい身体

元々バレーボール競技の補助としてトレーニングはしていた宮里さん。ジムでメンズフィジークの選手の身体付きに見惚れ、その選手に思わず声をかけたことがきっかけでコンテスト出場の道を歩むことになる。

パーソナルトレーナーの仕事や家庭の都合から、週のトレーニング時間が4時間しか取れず、一回のトレーニング時間が30分から1時間程だという宮里さん。
「僕はトレーニングボリュームが他のトレーニーや競技者と比べて圧倒的に低いと思っています。しかし最大収縮・最大伸展を意識してトレーニングし、効果をしっかりと得るようにしています」

短時間でもしっかりと身体を変えていった宮里さんは、成功体験を通じて筋トレの魅力を広めたいと感じ、沖縄で前職のつながりを活かした活動を始める。
「昨年、沖縄県の筋トレをしている看護師を集めて『okinawa mens nurse』でカレンダーを作成、一般販売し、その収益を沖縄県の困っている自治体やこども食堂に寄付しました。こういった活動もトレーニングをしていたからであり、トレーニングに出会えて本当に良かったと感じています」

さらに宮里さんは看護師の経験を活かしてやりたいことがあるという。
「僕は今沖縄でパーソナルトレーナーとして活動しており、ゆくゆくは看護師もしながら、介護予防の観点も兼ねて医療と筋トレをリンクさせていきたいと考えています」

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取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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