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3年間で懸垂10万回!マッスルモデル部門の看板ともいえる男の懸垂へのこだわり

『ベストボディ・ジャパン日本大会』で2020年、2021年マッスルモデル部門で総合グランプリ、2022年もマッスルモデル部門ミドルクラス(18~39歳)で準グランプリと、活躍する岡崎卓也さん(37)。

【写真】懸垂10万回を積み重ねた岡崎卓也さんがステージでみせた背中

マッスルモデル部門とは、『ベストボディ・ジャパン』の中で最も筋量の多い部門で、他部門よりも出場者は少ないが、筋量・絞りとハイレベルな戦いが繰り広げられる。その部門の看板ともいえるのが岡崎さんだ。

岡崎さんのすごさは成績だけでなく、人気にも表れていた。今年の『ベストボディ・ジャパン日本大会』の会場では、ゴリラ(岡崎さんをモチーフにした)がプリントされたTシャツを着た人たちにロビーで囲まれる岡崎さんの姿が。
「コンテストを重ねるたびに大会や、SNSで知り合った人たちが応援してくれるようになったり、ボディメイクの仲間が増えたりしています。こういった人とのつながりがボディメイクの魅力でもあります」

トレーニングの内容もすごい。
「大会までの準備期間の約5~6カ月で、20~50kgを荷重した懸垂を合計1万回行いました。1日200~500回ほどです。背中を評価していただいているので、伸ばそうと毎年やっています」

岡崎さんはマシンなどは極力使わずに、フリーウエイトや自重でのトレーニングにこだわっている。
「背中のトレーニングもマシンやダンベルなどで効率のいいトレーニングは他にもたくさんあると思います。でも、僕の場合、懸垂を1万回やったから自信を持ってステージに立てるといったメンタルを形成するのが好きなんです」

3年間で積み重ねた懸垂の数は“10万回”。
「3年前から始めた懸垂の回数は、今年の大会前までで合計10万回を達成しました。最初のころ、グローブを付けていても手の皮がズル剥けになったのもいい思い出です。2時間ずっと懸垂だけをしているときなどもありましたね」

ステージで披露した岡崎さんの背中は見事な広がりをみせており、10万回積み重ねた自信に満ちた表情も印象的だった。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋賢

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