「できないことほど燃える」シングルマザー安部るりの美脚ボディ【筋肉道Vol.71】

ゴールドジムJAPAN CUPビキニフィットネス35歳未満158cm以下級トレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回、紹介するのは、2022年12月3日(土)に開催された「ゴールドジムJAPAN CUP」の「ビキニフィットネス35歳未満158cm以下級」2位の安部るりさん(30)。今年で10歳になる子を持つシングルマザーの安部さんがトレーニングを始めたのは「身体を大きくしたい」という理由だった。

【写真】笑顔が素敵!安部るりさんの美尻・美脚ボディ

13歳から始めたドラム3歳の頃から“音楽人生だった”という安部さん。13歳でドラムを始め「授業中に教則本を読むほどハマりしていて(笑)、16歳の頃に社会人バンドの面接に行き、プロになるつもりで活動していました」とバンドを10年間やっていたという過去も。部活や習い事では運動をしていなかったものの、身体を動かすことが大好きだった。そんな安部さんがトレーニングを始めたのは今から3年前。

「アパレルで働いていたんですが、当時は体型が細く、ずっと太れなくて『服に着られていた』感じだったので、自分が商品を着こなせないと服の良さを伝えられないと思い、身体を大きくするためにトレーニングを始めました。ただ食べるだけでは太るだけだと分かったので、指導者をつけて、指導通りのPFCバランスの中に収まる範囲で好きなものを食べていました」

トレーニングを始めた頃初めはよくある『鶏むね肉』が中心の食事内容。その後、PFCバランスを意識した食事に慣れてきた頃から、少しずつ内容に変化を付けてきた。
「鶏むね肉に慣れてきたら鶏もも肉に変え、PFCの範囲内に収まれば豚肉や牛肉も食べていました。ピーナッツバターと出会ってからはピーナッツバターの虜になってしまい、基本的に脂質をピーナッツバターから摂るために、その他の脂質をとにかくカットしていました(笑)。砂糖も入っていますがそれでもしっかり絞れました(個人差はあるかもしれません)」

今年で31歳になる安部さんは、10歳になる子を持つシングルマザー。子育てをしながら働き、さらにトレーニングを継続することは想像以上に大変だろう。それでも、トレーニングを続けてよかったと思える気持ちのほうが強かったのだという。
「もともと力が全然なく、5歳程度の重さの子どもを肩車して立つことができず、トレーニングを始めた当初はバーベルさえ持つことができませんでした。トレーニングを続けたおかげで9歳の30kg以上の子どもを肩車して立つこともでき40kgのお米も担げるし、とにかく身体は動くのでダラダラと過ごす日が減りました。トレーニングを続けて肉体的にも精神的にも強くなったと思っています。仕事は、今はジムのスタッフとして働いています。そのため、仕事をしてからトレーニングをしています。家事をすることも苦じゃないですし、子どもも今年で10歳になるので、特に気になるほど手がかかっていません」

トレーニングを始める前は体力がなかったと語っていた安部さんだが、「パワーリフターになりたい」と思えるまでにパワーアップ。その後は「ビキニフィットネス」に興味を持ち、ビキニ選手としての身体づくりをスタートさせた。
「パワーリフティングはMAX重量の更新が数字で目に見えて、成長が分かりやすいのでやりがいを感じていました。また、いつかはパワーリフターになりたいなと思ってます。ビキニフィットネスに初めて挑戦したのは2022年、JBBFの三重大会でした。興味本位で大会を見に行ったら、ステージの上で輝くビキニ選手全員がものすごく輝いて見えて、『何位でもいいから私もあそこに立って輝きたい!』と思ったのが出場したきっかけです」

やったことがないこと、できないことほど興味を持ち、突き進めるタイプの安部さん。苦手なトレーニング種目に対しては自分の弱い部分だと認識しどんどん挑戦した。
「もともと、できないことほど燃えてしまう性格なので、『苦戦すること』は、極めるにはもってこいです(笑)。食事はPFCバランスをしっかり守っています。甘いものが大好きなので、どうしても食べたいときは自分でお菓子を作ります。お菓子作りは好きですし、なるべく小麦を避けて代わりに米粉を使ったり、バターもグラスフェッドバターを使ったりと、自分で作ればPFCバランスも材料も細かく把握できるので、食べても罪悪感がなくて良かったです。あとは、水分を摂って、汗をしっかりかいて有酸素するのが効果があったと思います。それと毎日、寝る前に欠かさず1時間かけて筋膜リリースやストレッチをしています」

身体を変えたいけれど、なかなか変わることができない人に向けては「トレーニングを好きになってほしい」と伝えた。
「今の状態を写真に残し、頑張れるところまで頑張ってみてほしいです。記録があると少しの変化も気づけると思います。あとは、自分の骨格を受け入れること。何も分からなければパーソナルトレーニングの無料体験とかに行ってみるといいと思います。背中を押してくれるトレーナーさんや寄り添ってくれるトレーナーさんがたくさんいますよ!1回ずつ受けれる所もたくさんあって、エステのような勧誘はほとんどありません。正しく学ぶことは続けることに大切かなと思います。ぜひトレーニングすることを好きになってください!」

「今後の活動についてはまだはっきりと答えられませんが、昨年と違う形で活躍したいと思っています」と、2023年も新しいことに挑戦する意志を見せた安部さんの活躍が楽しみだ。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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