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世界最大級の筋肉の祭典が2月に開催!ゴールドジムのアンジェリーナ・ジョリーの挑戦

永吉令奈選手世界最大級のボディコンテストである「マッスルコンテスト」が2月19日(日)に神奈川・カルッツかわさきで開催される。日本で行われる「マッスルコンテストジャパン」は2019年に初上陸を果たし、2020年にも開催。そして今年、3年ぶりに催されることになった。ここでは、本大会に挑戦する、クールな外見から“ゴールドジムのアンジェリーナ・ジョリー”と称される日本のビキニアスリート・永吉令奈選手(30)にマッスルコンテストジャパンの魅力と意気込みを語ってもらった。

【写真】丸みのあるお尻が特徴的な永吉選手のバックポーズ

──ビキニ競技を始める前はミスコンに出場していたと伺いました。
永吉 はい。ミスコンに出てみると、スポーツなどを長くやっていたせいか、他の出場者に比べてがっちりしていたんです。それで「私にはボディコンテストのほうが向いているんじゃないか」と。そこからトレーニング始めました。

──2019年マッスルコンテストビキニノービスで優勝、2021年マッスルコンテスト東京ビキニクラス&オーバーオール優勝を果たします。
永吉 ゴールドジムへ入社半年経った頃に海外研修に行かせていただきました。その際にアメリカの『マッスルコンテスト』を観て、「こんなに大きなコンテストを日本でやるんだ、私も出てみたい!」と思い、2019年に初めて出場しました。

──マッスルコンテストジャパンではオーバーオール優勝をするとプロカードを手にすることができます。
永吉 私はもちろんプロになりたくて挑戦します。日本には様々なコンテストがありますが、プロカードを取り、次に繋げられるものは多くありません。世界中で開催されており競技人口も多いマッスルコンテストで活躍し、海外の大会に挑戦したいと思っています。

──国際大会の魅力とは、どういったところにありますか?
永吉 海外の選手は筋肉の質感が違います。あとはメイクアップやヘアスタイルも洗錬されています。さらにプロの世界となると華やかさや舞台に立ったときのオーラが素晴らしいです。そういったものを肌で感じたくて国際大会に出場しています。

──永吉選手は2021年にはアマチュアオリンピアにも挑戦しています。
永吉 会社を1カ月もお休みして迷惑をかけたところもあったので結果を出したかったのですが、結果を出せずに帰国しました。

──そこで感じた課題とは?
永吉 減量です。でも今シーズンは反省を生かすことができていて、減量していきながら筋量をあげることができています。効かせる重量でのトレーニングから、コンパウンド種目を増やして重量を持つようにしたことで、減量中でも重量が伸びており、とても調子がいいです。

──以前トレーニングを拝見した際にコンディショニングを重視していました。
永吉 トレーニング前にコンディショニングを必ず行うようになりました。ピラティスを習い機能改善の方法の幅も広げることができ、内容のいいトレーニングができています。

──オーバーオール優勝を狙っていると思いますが、プロカードを取得したら何をしますか?
永吉 まずはマッスルコンテストジャパンの翌週に開催されるシンガポールのプロリーグに出場します。コンスタントに大会に出場して、どんどんステージングを学んでいきたいです。

【マッスルコンテストジャパン】
ボディビル・フィットネスのメッカであるアメリカ・カリフォルニアを中心に展開されてきた30年以上の歴史ある大会「マッスルコンテスト」が3年ぶりに日本で開催。2023年2月19日、神奈川県・カルッツかわさきで開催されることになった。会場は約2000人収容の大ホールを使用し、国内最大規模のコンテストになる。世界10カ国以上で行われているインターナショナルな大会に足を運ぼう。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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