コンテスト

40歳で引き上がったお尻を持つ看護師【筋肉道Vol.76】

小宮さやか ゴールドジムJAPAN CUP ビキニ35際以上160cm以下級トレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回紹介するのは、2022年12月3日(土)に開催された「ゴールドジムJAPAN CUP」の「ビキニ35際以上160cm以下級」4位の小宮さやか(こみや・さやか)さん(40)。

【写真】40歳を感じさせない美しいヒップラインを魅せる小宮さん

「もともと週1、2日の頻度でフィットネスジムに通っていましたが、なかなか身体が変化せず体脂肪も落ちなかったので、筋肉をつければ変わるかなと思いパーソナルジムに通い始めました」

2021年6月からパーソナルトレーニングを開始した小宮さんは、スポーツや運動をこれまでほとんどしてこなかったそうで、もともと通っていたフィットネスジムでも『トレッドミル』などの有酸素運動が中心だった。パーソナルトレーニングに通い始めたことにより、マシンを使ったウエイトトレーニングを行うようになった。そんな小宮さんが大会に初めて出場したのは、トレーニング開始から8カ月後の、2022年2月「マッスルゲート関東新人戦」だった。

「40歳になる自分に何か残してあげたいと思っていたところ、パーソナルジムのトレーナーに勧められ大会出場を決意しました。身体を変えていくにあたり、食事はタンパク質多め、脂質は少なめにしました。そしてトレーニングは、肩の日、胸の日、背中の日、脚の日と4分割に分けて行いました」

看護師をしている小宮さん。大会出場前の体重のコントロールは計画的に行っているという。

「仕事後にジムに行くことが多く、『3日間トレーニングをしたら1日オフ』を繰り返していました。1日1時間から1時間半はトレーニングしています。休みの日や、その前日はトレーニング時間をもう少し長めにすることが多いです。減量期は最初から全力は出さず、自分の中で停滞したときのための切り札をいくつか用意しておいて、体重が落ちなくなってきたら一つずつその切り札を使うようにしています。増量期(バルクアップ期)も、筋肉はそう簡単には育たないので、自分の筋肉を信じて焦らずトレーニングを行っています。それでも筋量が上がらないときはトレーニングメニューや重量を見直します」

今後も大会出場を目指してトレーニングを続ける小宮さん。今年は、日本一の筋肉美を競い合う「JBBFオールジャパンフィットネス選手権大会」のビキニフィットネスに出場することを目標にトレーニングに励むと意気込んだ。トレーニング歴はまだ2年足らずの小宮さんだが、最後に身体を変えたいという方に向けてコメントを残した。

「継続することが一番の近道だと思います。とりあえず1カ月だけ続けてみてください。頑張った分、必ず身体は応えてくれます」

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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佐藤奈々子選手
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