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50歳の歩行困難から1年半で『ビキニ』3位!51歳のネイルサロン経営者【筋肉道Vol.83】

山崎美香さん(ゴールドジムJAPAN CUPビキニ35歳以上160㎝以下級)トレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回紹介するのは、2022年12月3日(土)に開催された「ゴールドジムJAPAN CUP」の「ビキニ35歳以上160㎝以下級」3位の山崎美香(やまざき・みか)さん(51)。

【写真】極めた背中!バックポーズできめる山崎美香さん

「1年前にスノーボードで膝の半月板を損傷し歩行困難になりに、理学療法と並行して殿部とハムストリングを強化させるためにトレーニングを始めました。初めはケガが悪化しないよう、低負荷の筋トレや加圧トレーニングを行いました。また、食事にも気を付けてPFCバランスを意識した食事を心がけました」

学生時代はバスケットボールやハンドボール、ヨットを行うなど、活動的だった山崎さん。5年前から始めたスノーボードのケガにより2021年6月からリハビリ目的でトレーニングを始め、そこから徐々にハマっていった。翌年の2022年7月「マッスルゲート東京スポルテック大会」が山崎さんのコンテストデビューだった。

「友人に勧められたのがきっかけで大会に挑戦してみました。初めて出場したカテゴリーは『ウーマンズレギンス』でした」

山崎さんはネイルサロンを経営していてトレーニングは週4日行っている。
「仕事の合間になるべく短時間で、1日に1時間半〜2時間程度トレーニングしています。大会前は家族に協力してもらい時間を作っていました。トレーニングでは狙ったところに効かせられているかを考えながら行っています。特に背中は苦手部位なので頻度を考えています」

食事はPFCバランスや摂取のタイミングを考えながら、「1日5食」だという。
「減量で行き詰まったらP(タンパク質)とC(炭水化物)の比率を変えています。トレーニングは低負荷でケガのないよう心がけています。特にバルクアップの際はトレーナーに客観的に見ていただきアドバイスをもらっています」

レギンス着用で競う「ウーマンズレギンス」から始まり、その後のゴールドジムJAPAN CUP(2022年12月3日)は「ビキニ」で3位。今年はさらに筋肉量を増やし「ボディフィットネス」に挑戦するという。ケガで歩けなかったことがあったとは思えないほど、身体が元気になっていき、新しい目標を作り日々進化している山崎さんを見ると『挑戦することに年齢なんて関係ない』と感じさせてくれる。

「無理のないスケジュールで焦らずトレーニングを進めることは大切だと思いました。効率の良いトレーニングをするために客観的に見ていただき、アドバイスをもらいながら行うとモチベーションも上がるはずです。私は50歳からトレーニングを始めましたが、1年半でボディラインが変わり、なにより膝の痛みもなくスノーボードができて、続けて良かったと思います」

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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