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50歳で筋トレ開始!“自分史上最高の身体”に【筋肉道Vol.99】

脇田純子さん仕事や育児で忙しい毎日を過ごし、自分の身体をケアする時間がなかなか作れていなかったという脇田純子(わきた・じゅんこ)さん(50)。定期的に運動をすることもなく、ストレスから過食症になるなどみるみる体重が増加。「50歳」を節目に“自分史上最高の身体”になることを決めてトレーニングを開始した。

【写真】50歳・脇田さんの迫力満点な背中

「昨年の3月、50歳という節目を迎え『何か目標を持ってやり遂げたい』という気持ちがあり、目標ならなんでも良かったのですが『自分史上最高の身体になって綺麗になりたい』と思いダイエットを決意しました。それまでは朝、目覚めても疲労感が残っていたり、身体が重くて動きづらさを感じていました。ダイエットを決意し、まずは自分の適切な摂取カロリーを調べて、三食決まった時間に食べる生活を心がけました。間食もやめて、揚げ物やジャンクフードも食べないように気を付けました。また、朝に30分の有酸素運動として、ステッパーを踏むことを毎日続けました」

同時にトレーニングも開始した。週3回ジムに通うように。同時に月に1~2回はパーソナルジムに通い、ケガの防止のためにトレーニングフォームを見てもらいながらメニューを組んでもらっていた。1カ月で1kgずつ体重を落としていくことを目標に、ゆっくり痩せるようにしたという。体重を落とすことだけでなく筋力アップをフォーカスするために『懸垂ができるようになる』という目標を立てたところ、1ミリも上がらなかった懸垂が半年後にはできるようになっていたという。できなかったことができるようになった達成感が継続のモチベーションアップにつながった。

スタートから数カ月で『ダイエット』は成功。次のステップとして『大会出場』を目標にダイエットからボディメイクへ切り替えた。そして2023年2月12日、『マッスルゲート兵庫』ウーマンズレギンスに初出場。50歳超級で見事優勝を勝ち取り、50歳を節目に立てた『自分史上最高の身体になる』という目標を11カ月で叶えた。

「毎朝起きて30分ストレッチをしてから朝食をとり家事をします。家族の昼食、お弁当、夕食まで全て準備をして出勤し、会社帰りにそのままジムに行けるようにしています。食事は脂質を控えめにして、たんぱく質と炭水化物はしっかりと摂りトレーニングでバテないようにしています。トレーニングは重量より、フォームと効かせたい部分にしっかり効いているかを意識しています。ストレッチも欠かさないようにしています。そして疲れているときは無理せずしっかり休養します。減量が停滞したときは炭水化物の量をあえて増やし、食事の回数を3回から4回に増やしたところ、効果がありました」

職業は『ブライダルスタイリストの』脇田さん。「花嫁様の次に綺麗なブライダルスタイリストになりたい」と話し、今後は『レギンス』から『ビキニ』にレベルアップして大会に挑戦していくようだ。
「美しい立ち姿、歩き方、身のこなしなど競技を通して、年齢を重ねながら魅力ある人になることが目標です。『してはいけない』と禁止事項、制約を決めるより、何か一つでも『これだけはしよう!』と前向きに取り組みながら頑張っていきたいです」

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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