もともとはガリガリ体型だった会社員のめぐみーたん（43）だったが365日、毎晩のお酒とおつまみの摂取により体重が増量しダイエットを決意した。散歩をする程度の運動量だった彼女が筋トレを始めて１年で身体を変えたビフォーアフターを紹介する。
「太っていた頃は365日毎晩お酒を飲み、つまみを食べまくっていました。飲まない日はなかったです。それ以前はとても痩せていました。朝晩ランニングをしていて、むしろガリガリで貧相な身体がストレスでした」
太っていた頃の体型（ビフォー写真：2022年２月）は身長162cmに対して体重は59kg、体脂肪率は25.6％だっためぐみーたん。住んでいた地域の「習い事キャンペーン」というコロナ禍の取り組みがダイエットのきっかけだったという。
「『習い事キャンペーン』で全コースが半額で入会できるということで、パーソナルジムに入会しました。ジムは以前から興味があり気になってはいたのですが、マシンの使い方が分からなかったので躊躇していました」
運動は気が向いたら散歩をする程度でしか行っていなかっためぐみーたんにとって、“パーソナルジムへの入会”は敷居が高く感じていた。しかし実際は、ダイエットや筋トレの知識がなかったからこそ、基礎から正しい知識を学べたことで、むしろ我流でのダイエットよりもスムーズに行えたのだろう。
「トレーニングの指導のほかにも、１カ月間の食事指導を受け、タンパク質の摂取を意識し脂質制限を始めました。食事指導終了後も暴飲暴食はせず、低脂質、高タンパクを心がけていました。現在も大好きなお酒は月に２回くらいに抑え、おつまみは刺身や馬刺し、枝豆などを選んでいます」
トレーニングを開始して約１年（アフター写真：2023年１月）で、59kgあった体重は53kgとなり、体脂肪率は25.6％から17.8％に下がった。
「初めはトレーニング後に吐きそうなくらい気持ち悪くなってしまったこともありました。また、小さい子どもがいるので、やはり時間に縛られることもあって、パーソナルトレーニングの予約をキャンセルするときもあり予定通りにいかなかったりもしましたが、時間と天気次第で5kg程度のウォーキングを行うなど工夫しました」
１年間のトレーニングを経て、自分の身体を良く知ることが大切だと感じたというめぐみーたん。目標を立てることでトレーニングが継続できたと話す。
「身体の歪みやクセなど、毎朝、毎晩、自分の身体を鏡に映し、全身くまなくチェックしています。脂肪のつきはどうかな、ぽっこりお腹になってないかな、など、常に理想を追い求めてトレーニングに励んでおります。私の場合は『とにかく痩せる』を目標にしていました。１年で、見た目にも数値的にもとにかく痩せたかったので、挫折しないようにときどきＳＮＳに経過を投稿するなどしていました。身体が変わって良かったなと思うことは、肩こりや腰痛がなくなり、姿勢も良くなったことです。左右非対称だった肩も同じ高さになりました。現在、43歳で『大会に出る』という目標は私にとって難しいのですが、『43歳には見えないね！』と言われるくらい美しく年齢を重ねていきたいです」
取材：FITNESSLOVE編集部
