4月9日に開催された『マッスルゲート北関東1』のマスキュラーフィジークで優勝した陸上自衛官の大内隼人選手(おおうちはやと/42)。しっかりと絞り込んだ肉体をステージでは披露したが、4年前までは120kgの巨漢だったという。
陸上自衛隊に入隊し単身赴任になったことで、不規則な生活を続けていた大内選手は15~16年の間に体重120kgの巨漢になったという。
「油断して好きな物を好きなときに好きなだけ食べていたら、いつの間にか太っていました。自衛隊員としてもよくなかったと思います」
4年前、鏡に映った自分の姿に驚き、減量することを決意する。
「38歳のときに鏡で自分のみすぼらしい身体をみて、『このままではダメだ』とダイエットを始めました。有酸素運動は苦手だったので、週7日1回2時間の筋トレと食事管理で痩せることにしました」
食事管理はシンプルかつ厳格。
「揚げ物を一切取らず、鶏むね肉やささみ、ブロッコリーを中心としたクリーンな食べ物を、決めたタイミングで、決めた量を取ることにしました」
減量成功の秘訣は“しっかり食べてしっかり動くこと”。
「欲望のままに食べるのではなく、必要な分をしっかりと食べて、しっかりとトレーニングをすることが大事です」
減量を始めて3年間で体重120kgから体重80kgまで落とすことに成功し、昨年コンテストデビューを果たす。そして、今年からマッスルゲートに挑戦するようになったという。
「3月のマッスルゲート埼玉に出場し、4月のマッスルゲート北関東1では優勝することができました。いつも笑顔いっぱいの家族、私を支えてくれる多くの友人に本当に感謝しています」
大内選手は大会での優勝よりも理想の自分になることを目指してトレーニングをしているという。
「メンズフィジークの直野賀優選手のような長身でかっこいい身体に憧れています。その理想に近づくためにボディメイクを頑張りたいです。大会はその理想に近づくための手段として考えています」
取材:FITNESS LOVE 撮影:中島康介
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