コンテスト

バランスの取れた美背中とお尻でモノキニ日本一を狙う。昨年の悔しさをバネに奮起

4月29日(土)、埼玉県・埼玉会館で「Super Body Contest(スーパーボディコンテスト)」の今シーズン3戦目となる埼玉大会(SAITAMA02)が開催され、SBC MONOKINI部門ではMONARCHクラス(40歳以上)の高久あゆみさんが総合優勝に輝いた。

【写真】モノキニビキニでS字ボディ披露の高久さん

「昨年は、もうコンテストへの出場はこれで最後にしようと思っていましたが、どうしても“モノキニで日本一を獲る”という目標が諦めきれず、今年もチャレンジすることに決めました」と高久さん。

SBC MONOKINI部門は昨年より新設され、腰からヒップラインにかけての綺麗なS字ラインやヒップラインからハムストリングにかけての脚線美などを既定のモノキニビキニ着用で競い合う。高久さんは新設が発表された当時からこのカテゴリーでの日本一を目標にトレーニングに励み、昨年12月の日本大会(SBC 2022 FINAL)では持ち前の長身を生かした美しいS字ボディでクラス優勝を成し遂げたものの、あと一歩のところで総合優勝は逃していた。

「昨年の日本大会の舞台で総合優勝ができなかったことが本当に悔しくて……。誰に負けたから悔しいというのではなく、自分がやりたいようなステージングが出来なかったのが一番悔しかったんです。周囲の皆さんからは、時が経てばクラス優勝の喜びの方が大きくなると言って貰えたのですが、やはり悔しさは消えませんでした。

そこで、昨年トレーニング指導などサポートして頂いた尾花優さん(SBC 2022 FINALのSBC部門総合チャンピオン)にその気持ちを伝えたところ『その思いがあるなら今年もやりましょう』と言って頂き、もう一度日本一を目指し頑張ってみることにしたんです」

悔しさを胸に奮起した高久さんは、「どんなにステージングを練習しても身体が出来上がっていないとダメだ」と考え、まずはトレーニングメニューをガラッと変更したという。

「今まではお尻や肩まわりを中心に全身のトレーニングとメンタルケアが多かったのですが、今年は身体の厚みをつけるために常に重量を意識して、いつも自分のMAXを更新できるようにトレーニングを行っています。そのため、辛いと感じることも正直あります。しかし、少しずつでも自分を成長させることができるように日々頑張りたいと思います」

今年は12月10日に埼玉県・三郷市文化会館で開催される日本大会(SBC 2023 FINAL)。今大会で日本大会への出場権を掴んだ高久さんは、しばしの準備期間に入るという。

「今後は筋量アップをメインにトレーニングに取り組んでいき、12月の日本大会で最高のステージングを披露できるように身体を調整していきたいです。今年はさらにポージングや舞台での表情などの練習も頑張っていますので、日本大会の舞台で人を惹きつけるようなステージングができたらいいなと思っています」

取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

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