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61歳・主婦が魅せた美しいS字ライン「ステージでビキニを着ているときは非日常を味わえます」

鈴木多美子さん4月29日(土・祝)、千葉市文化センターで『ベストボディ・ジャパン千葉大会』が開催され、ベストボディ部門のプラチナクラス(60歳以上)で鈴木多美子さん(61)が美しいS字ラインを披露し、グランプリに輝いた。

【写真】鈴木多美子さんが魅せた美しいS字ライン

鈴木さんは2021年に『ベストボディ・ジャパン日本大会』で準グランプリを獲得しており、今シーズンは「日本大会でのグランプリ」を目標にトレーニングに励んでいた。
「千葉大会でのグランプリは嬉しいですが、2位の方と10点差だったので、もっと頑張らないといけないと思いました」

日本一を目指してトレーニングに励む鈴木さんは56歳のときにウエイトトレーニングを始めた。
「『ベストボディ・ジャパン』の存在を知り、私も出場したいと筋トレを始めました。当時、年齢とともに胸は小さくなり、ウエストは太くなっていき、いわゆる寸胴体型でしたのでビキニが全然似合いませんでした。筋トレは重いものを持たなければいけないので避けていたのですが、それでは体型は変わらないので取り組んでいくことにしました」

背中に広がりが出て、食事を気を付けることでウエストも細くなっていった鈴木さんは段々とビキニが似合う体型に変化していったという。
「還暦で赤いちゃんちゃんこではなく、赤いビキニを着ることも目標だったので昨年それが達成できてよかったです」

鈴木さんの身体づくりのこだわりはボディラインを整えること。
「バランスが悪いまま筋肉を付けても綺麗な体型にはならないと思っています。骨格を整えていきながら、美しいボディラインを作っています。そのためには正しいフォームで無理のない筋トレを心がけています」

鈴木さんは還暦を越えてボディメイクの良さを一層実感しているという。
「周りが老化する一方で、ボディメイクによって若返ることができているので、同じ60代でも筋トレをしている人としていない人では差がついていると思います」

鈴木さんの自慢の部位はサイドポーズでのS字ライン。
「正面はまだまだですが、サイドポーズを取ったときのS字ラインには自信があります。肩から腰、腰からお尻のカーブは意識的につくっています」

『ベストボディ・ジャパン』への出場はアンチエイジングになりつつ、鈴木さんにとっては非日常を味わえる貴重な時間だという。
「普段は主婦をしていますが、ステージの上でビキニを着ているときは日常では味わうことのできない時間を過ごすことができます。大会は楽しいですし、ボディコンテストは年齢を重ねてもずっと続けていけるのが魅力です」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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