昨年のオールジャパンマスターズビキニフィットネスで準優勝した三井直美選手。大会出場歴はまだ多くないものの、数々のステージで勝利を手にしてきた注目選手だ。今回は三井選手を取材し、現在に至るまでの軌跡を辿った。
【写真】長い四肢、発達したお尻や背中、脚の筋肉が美しい三井直美選手
三井選手は20代のときにフィットネスクラブに就職。当時流行っていた競技エアロビクスのために、ゴールドジムイースト東京の早朝会員になり、仕事の前にトレーニングをこなしていた。
その後、40代になってフィットネスインストラクターとして身体を動かしてはいたものの、何か目標を立ててトレーニングをしたいと思い、ゴールドジム東中野東京へ通う。そしてコンテストに出る流れとなった。
まず最初に出場したのは2019年のベストボディ・ジャパン。しかし、ベストボディ・ジャパンでは当時、筋肉を付け過ぎてはいけないという指導を受けた。三井選手は、もっとトレーニングをしたいというもどかしさから、JBBFのビキニフィットネスに転向を考え、職場にも近い小金井トレーニングセンターで選手登録をすることになる。
「トレーニングの量を増やし、同時にゴールドジムウエスト東京で小沼(敏雄)先生のポージングアカデミーに通いました。そこで足りない筋肉の部位を教わり、トレーニングも教わりながら2020年に横浜オープンのビキニフィットネスに出場し優勝することができました。その後のマッスルゲート東京でも優勝、ゴールドジムジャパンカップも優勝することができました」
そして、そこからビキニフィットネス選手としての実力を発揮し、2021年はオールジャパンマスターズで3位に入賞を果たし、日本のトップ選手として活躍している。
今年は昨年よりも良い結果を残せるように、いつもより早めに仕上げることを目標に動いている三井選手。
「昨年同様、20㎏以上の減量幅で毎回の減量は目標通りは絞れるのですが、今年は早めに仕上げようと決めています! 昨年よりも良い順位、納得いく成績を出せるように『ライバルは常に自分』と、最強の敵だと思って頑張ります!」
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
【写真】長い四肢、発達したお尻や背中、脚の筋肉が美しい三井直美選手
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