11月26日(日)、青葉の森芸術文化ホールにて『SUMMER STYLE AWARD ALL JAPAN QUALIFY（最終予選）』が開催され、山本真美（やまもと・まみ/51）さんがビキニモデル部門tallクラスでグランプリを獲得した。トレーニング歴は7年ほどになるという山本さんが、40代中盤から筋トレを始めることになったきっかけとは？
【写真】「51歳の身体じゃない！」山本真美さんが見せた逆三角形フォルムのビキニ姿
「40代中盤に差し掛かったころから、年齢のせいにして何事も諦めたくないという気持ちが芽生え始めて……。年齢を言い訳に諦めてしまう女性が多いことにも違和感を感じるようになりました。そんな中で、”歳を重ねても今できることを全力でやろう！”と強く思ったことをきっかけにトレーニングを始めました」
そんな山本さんは今大会に向けて肩と背中の強化に励んできたという。一体どのようにしてトレーニングに励んできたのだろうか。
「もともとこの2部位は圧倒的な筋量不足でした。でも、ビキニモデル部門は背中が逆三角形となるようなフォルムが非常に重要となるので、上半身のボリュームの強化は必須だったんです。具体的にはトレーナーさんにアドバイスをいただきながら、基本的なフォームを徹底的に身体に染み込ませましたね。正しいフォームで効率的に効かせることを意識してきました」
さらに彼女の強さの秘訣は他にも隠されている。それは自宅でのトレーニングだ。
「仕事をしながら趣味のサンバや主婦として家を守る必要もあるので、とにかく忙しい日々を過ごしていました。ジムへ行く時間の確保も難しい中でここまで仕上げられたのは自宅にあるトレーニング器具のおかげです。家族がテレビを見る横でラットプルダウンをする日もありました」
ハードな生活を送る中でもトレーニングは継続し続けた山本さん。決して楽とは言えない毎日を過ごす中、彼女の原動力はどこにあったのだろうか。
「とにかく優勝したいという気持ちと、ポージングを教えていただいている射手矢味香さんのようなかっこいいフォルムになりたいという強い想いが私を突き動かしてくれました。さらに、前月に開催された『SUMMER STYLE AWARD（サマー・スタイル・アワード）大奥』という大会で2位という結果に終わってしまったことで、さらにエンジンがかかりましたね」
「筋トレをはじめて日々の生活にハリが出た」と笑顔で語る山本さんの年齢に負けない若々しさに今後も注目だ。
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取材：池田光咲 撮影：田中郁衣
