11月26日(日)、青葉の森芸術文化ホールにて『SUMMER STYLE AWARD ALL JAPAN QUALIFY（最終予選）』が開催され、堀井ふき（ほりい・ふき）さんがビューティーフィットネスモデル部門shortクラスで2位に輝いた。約10年という長い筋トレキャリアを持ちながらも、コンテストへの出場は2年目だという堀井さん。筋トレ自体はダイエット目的で取り組んでいたものの、なぜキャリアを重ねた段階でコンテストを目指すようになったのだろうか？また、堀井さんがトレーニングにのめりこんでいったワケとは？
【写真】ボリューミーな肩とスリムなウエスト周りで魅了した堀井ふきさん
「私自身、普段は企業セミナーなどのMCの仕事をしているのですが、コロナの時期に仕事が激減してしまって……。そこで、筋トレの経験を活かしてトレーナーとしても活動の場を広げることになったんです。教える立場となる以上、自分自身もしっかりとした実績を持ちたいと思うようになり、コンテストへの挑戦を決意しました」
当初、コンテスト出場の目的は『仕事のため』であった堀井さん。しかし、瞬く間にコンテストを意識したトレーニングにのめり込んでいったという。
「勝ち負けのある世界なので、目標が明確になることは大きかったと思います。また、それまでは頑張った成果をお披露目する機会がなかったのですが、客観的に評価をした上で褒めていただけることで、自分に自信が持てるようになりました」
大会でベストなパフォーマンスを発揮するため、日々トレーニングに励んできた堀井さん。今回は背中の広がりを出しつつ、ボリュームのある肩を手に入れるための練習を積んできた。
「回数、重量ともに強度を上げたメニューをこなしてきました。精神的にも肉体的にも辛さを感じることはありましたが、そのおかげで肩は劇的に成長できたと自信をもって言えます。課題だったポイントが強みとなり、評価をしていただけた達成感は格別です！」
今では自信に溢れ、笑顔の絶えない堀井さんだが、過去には太っていることが原因で落ち込むことも多くあったそう。
「今となってはありがたいことに私を目標にしてくださる方もいて、嬉しさで溢れています。しかし、筋トレと出会う前は今より10kgほど太っていたこともあり、コンプレックスだらけで……。挑戦に早いも遅いもありません。自分の体型に悩んでいる人にはぜひ筋トレをおすすめしたいです。そして私の人生を変えてくれたトレーニングは、これからもライフワークにしていきます！」
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取材：池田光咲 撮影：田中郁衣
