4月25日(土)に開催されたマッスルゲート沖縄大会で、ビーチビキニ158cm以下級を制したのが、会社員の星野紗也佳(ほしの・さやか/30)さんだ。151cmの小柄な身体ながら、“ビーチにいるすてきなお姉さん”というカテゴリーの本質を追求し、見事に頂点へと立った。
【写真】星野紗也佳さんの丸いヒップと逆三角形の背中で魅せるバックポーズを含む9枚

睡眠を削った代償「筋トレが楽しくなくなった」
星野さんがトレーニングを始めたきっかけは、ダイエットだった。「食べるのが好きなので、極力食事制限をしない方法を模索したら筋トレにたどり着きました」と振り返る。当初は自宅トレーニングも難しく、パーソナルトレーニングからスタートしたという。
しかし、順調に見えたボディメイクにも落とし穴があった。
「睡眠を犠牲にしてトレーニングをしていた時期がありました。結果的に食欲も止まらなくなり、筋トレが楽しくなくなってしまって……最後は怪我をして1週間以上トレーニングできませんでした」
この経験を機に、考え方は大きく変化した。現在は「睡眠時間が5時間を確保できないときは潔くオフにする」と決め、コンディションを最優先にしている。
毎朝“起き抜けポージング”で完成度を高める
現在のトレーニングは週5〜6日、出勤前の約50分間。限られた時間の中で結果を出すため、星野さんは大会準備にも独自の工夫を取り入れている。
「毎朝、起きてすぐにポージング動画を一発撮りして、通勤中に見返しています。頭が働かない状態でどれだけできるかが、本番に近いと思うんです」
ビーチビキニというカテゴリーに対しても徹底的に研究を重ねた。「“ビーチにいるすてきなお姉さん”というトータルパッケージが求められると聞き、南国のヘルシーさを表現するためにフラダンスメイクのワークショップにも参加しました」と語る。
「ナイスすぎて服がついてこれない」自己肯定感の変化
ボディメイクを通して、星野さんの内面にも大きな変化があった。
「毎日自分との約束を守ることで、自己肯定感が上がりました。以前は肩幅に合わせると服の丈が合わないのが悩みでしたが、今は“私の身体がナイスすぎて服がついてこれない”と思えています(笑)」
疲れにくくなり、「1日の中でハッピーでいられる時間が増えた」という実感もあるという。
今回の優勝については、「たくさんの方の助けがあっての大会だったので、結果でお返しできてうれしいです」と周囲への感謝を口にした。
今後の目標は「キラキラビキニが似合う身体」。ビーチビキニからビキニフィットネスの選手としての強さと華やかさを兼ね備えた存在を目指しながら、「その時々の自分の感性を大切にして理想をアップデートしていきたい」と語る。
「ナイスバディは選ばれた人だけのものだと思っていました。でも筋トレを通して、身体は変わると知りました。さまざまな美の中で、自分の理想を探求できるのが筋トレの魅力です」
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
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取材・文:FITNESS LOVE編集部










