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老舗かまぼこ屋の若女将「自身の身体で魚肉たんぱく質のダイエット効果証明したい」【筋トレビフォーアフター】

近年、フィットネスブームに乗って筋肉やトレーニングによる企業プロジェクトや町おこしが盛んになっている。ミズキさん(35)も、家業と町の復興にボディメイクで挑んだ一人だ。

【写真】ミズキさんの魚肉パワーで作った美しいボディ

「主人は小田原蒲鉾(かまぼこ)『いせかね』の6代目として事業を継承しているのですが、食の欧米化に伴って蒲鉾の需要が減ってきたのをきっかけに魚肉タンパクで町づくりをしようというプロジェクトを発足しました。そのプロジェクトの1つである『老舗蒲鉾屋の若女将が魚肉たんぱくで身体を作ったらどう変わるのか』という企画に私が携わることになりました」

ミズキさんは元々、「ちゃぴさん」(ボディコンデスト団体NABBA/National Amateur Body-Builders' Association JAPAN選手でありYouTuber)のファンであり、NABBAの舞台に立つことが夢だったという。夢の実現と町づくりへの手助けができるとのことでボディメイクに乗り出した。

「最初はダイエットすれば細くなると思ってトレーニングをしていましたが、痩せてもしっかりとした骨格が邪魔をして理想の身体にはなれませんでした。そこで、週6日のパーソナルトレーニングで筋肉をしっかりつけ、骨格を活かした体型を目指しました」

朝は子どもが起きる前の5時に有酸素をし、昼間にジム通い、夜はまた子どもが寝てから有酸素という合間に仕事もこなす生活はとてつもなくハードだったという。食事管理のためご飯の味見も夫にしてもらうなど徹底的にボディメイクに取り組んだ。この生活を送れたのは家族(主人)の協力があってのことだとミズキさんは語る。

「減量はちくわを中心としたクリーンな食事をとりました。魚肉はたんぱく質が豊富で純度が高く、脂質も低く消化性も高いため、ダイエットにはとても向いています」

その言葉を証明するように、減量を始めて半年間で体重は62.5kgから48kgへと劇的な変化を見せた。そして、憧れのステージであるNABBAに出場、全国最終戦となるNABBA JAPAN GRAND PRIX FINAL2024ミス・クラシックモデルでノービスクラス、アマチュアクラスともにTOP10入りを果たした。

「このプロジェクトを応援していただいた家族、両親、友人、全ての方に『初挑戦でよくここまで絞れたね!』と褒めてもらえたのがうれしかったです。コーチ陣には『まだ絞れる!筋量が足りない!ポージングがダメ!』と色々とフィードバックを頂いたので、今後に向けてまた身体を作っているところです。次は大きいメダルを獲れるように今年の自分を超えたいです」

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取材:にしかわ花 写真提供:ミズキ

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

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佐藤奈々子選手
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