「対人関係のストレスをきっかけに、高校生のころから自律神経失調症になりました」そう語るのは、ミスワールド 2021ミス・ヨガを受賞し、AbemaTV の恋愛リアリティ番組『隣の恋は青く見える2』に出演と、現在さまざまな方面で活動中のヨガインストラクター世古恵利奈さん。社会人になってからも、仕事のストレスによってパニック障害になってしまうなど、心の病と長く戦ってきた世古さんが心の病を克服したのは「ヨガ」のおかげでした。
ヨガインストラクター
世古 恵利奈(せこ・せりな)
IG:@erina_yoga324
心身の健康を叶えられるのがヨガだと思っています
対人関係のストレスをきっかけに、高校生のころから自律神経失調症になりました。ジェットコースターを後ろ向きに座って下るような、後ろに落ちる感覚の目まいがひどく、自席に座っているのも難しい状態でした。また、社会人になってからも、仕事のストレスでパニック障害となり、会社に行くときや社内で、涙が溢れてしまったり足がすくんだり、過呼吸がひどかったです。
もともとクラシックバレエをやっていたことがきっかけでヨガを始めました。ヨガで心や感情のリセットが無意識にできるようになり体調が良くなるのを感じました。そして3年ほど続けたとき、いつの間にか自律神経失調症やパニック障害を克服できていました。
そこからヨガの講師を目指し始めて、転職し1年かけて資格を取得し、OLをしながら講師になって1年が経ちました。現在はフリーランスに転身し、自律神経失調症やパニック障害で悩んでいる方をメインにレッスンをしています。また、ミスワールドやAbemaTV の恋愛リアリティ番組『隣の恋は青く見える2』出演など、多くの入り口から私を通してヨガや心の病について知っていただきたく活動をしています。
レッスンでは、お客様が安心して、心から楽しみ心を開いていただけるよう、まずは私が心を開いています。また、自分自身が病で悩んだ経験を活かして、レッスン当日、生徒の方お一人おひとりの症状やご体調をお伺いし、その方にあったパーソナルレッスンをさせていただいております。
例えば、目まいがひどく立つのが難しい方には寝た状態をメインにレッスンを1時間したり、不安感の強い方には冒頭の20分くらいをお話の時間にしたり、身体を引き締めたい方にはパワーヨガをしたりと幅広くレッスンをしております。
誰しもが心を病む可能性はありますし、誰しもがポジティブだけではなくネガティブな感情を持っています。大切なのはバランスであり、そのマインドを整えたり心身の健康を叶えられるのがヨガだと思っています。「体調が悪いからできない」ではなくぜひ「体調が悪いから少しやってみよう」と思ってもらえるとうれしいです。
ミスワールド 2021ミス・ヨガを受賞 !
自律神経失調症やパニック障害など、心の病は誰しもがなり得る病であることを発信し、差別や偏見を減らしたい。また、克服して何かに挑戦できるということを伝えたいです。