普段はフィットネスインストラクターとして多忙な日々を送りながら、ボディコンテストのステージでも輝きを放つ加藤早莉(かとう・さり/50)さん。2025年の『ベストボディ・ジャパン東日本大会』(フィットネスモデル部門・ウーマンズクラス)で準グランプリを獲得した身体を支えるのは、日々の家事の合間に手際よく準備される『いつものランチ』だ。

加藤さんがトレーニングを始めた原点は、腰痛の悩みからだという。
「元々は、長年悩まされていた腰痛を改善するためにお尻のトレーニングを始めたんです。その結果、ぎっくり腰の頻度が目に見えて減り、さらに『大会に出場する』という新たな目標まで見つけることができました」
現在は、仕事の合間を縫って週5回のトレーニング(脚、背中・リア・三頭、胸・肩の3分割)を1回1~1.5時間ほど実施。
「優先順位をハッキリさせておくこと。そして、トレーニングも家事も無理のない範囲でこなすこと」。 このスタンスこそが、多忙な毎日の中でボディメイクを継続できる秘訣だという。
そんな加藤さんのお弁当作りは、朝の家事ルーティンの中に組み込まれていた。
一生美しくいるための『いつものランチ』
「洗濯をしたり、自分の朝食を用意したりするついでにパパッと作ります」と語るお弁当は、シンプルながらも「継続」のための工夫が詰まっている。
【いつものランチ・メニュー】
- 鶏胸肉(ひき肉):50g
- 白米100~150g(減量の時期によって変わる)
- ささみ:50g
- ブロッコリー(冷凍をレンジで加熱):30g
以前は鶏ハムや、そぎ切りにして焼いた胸肉を食べていたと言うが、どうしても食感に飽きてしまったそうだ。
「今のこだわりは、胸ひき肉を小さなハンバーグにして焼くこと。塩麹とワケギ、時には玉ねぎのみじん切りを混ぜることで、しっとりと飽きのこない食感になるんです。味付けは塩コショウや塩麹ベースでシンプルに。この内容を、減量期やバルクアップ期で量を調整しながら食べ続けています」
試行錯誤の末に辿り着いた『いつものランチ』は、大会での活躍を支えたスーパーメニュー。
「『一生美しくあるため』に、これからもボディメイクを追求し続けます」
そう目標を語ってくれた加藤さん。自らの身体で証明し続けるその姿は、トレーナーとして、そして一人の競技者として、これからも多くの人を惹きつけるのだろう。
執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。
取材:佐藤佑樹 写真提供:加藤早莉











