「ボクシングビート」2020年8月号は、7月15日(水)発売!
巻頭インタビューは、WBAミドル級王者の村田諒太選手!
■インタビュー 村田諒太「未来のために」
緊急事態下に取り組んだこと
WBAミドル級王者・村田諒太(帝拳)はジムワーク再開までの間、黙々と自主トレーニングを行っていた。日常が戻ってくるのはまだ先のようだが、来る日のためにも今やるべきことをやる。自粛期間中に考えたこと、そして取り組んだこと―― チャンピオン村田が語る。
■特集 アリ、タイソン、ハメドら異質のスタイルが与えた衝撃
長いリング史では、固定観念を揺さぶり、時に覆してしまうほど衝撃的なボクサーが現れたりする。さすがにボクシングの枠まで超えてしまったのはアリぐらいのものだが、ここに紹介する名ボクサーたちはいずれも我々ファンにそれまでにない新鮮な驚きを与えてくれた。
■カネロはいかにしてスターダムにのし上がったのか
最も成功したメキシカンのボクシング変遷
最も成功したメキシカンのボクシング変遷現在のボクシングシーンで一番の大物選手となったカネロことサウル・アルバレス(メキシコ)。アンチも多いがその実力を疑う者はいない。ミドル~ライトヘビー級のチャンピオンほとんどが対戦を希望し、いまや完全な売り手市場。思えば2013年にフロイド・メイウェザーに敗れてスーパーウェルター級王座を失った時、決してサイズに恵まれているわけではないカネロがその後ここまでの存在になると、いったいどれだけの人が予想したろうか。
■特別対談 田中亮明&田中恒成「兄弟だからこそ言う」
「弟はプロで世界、兄はアマで五輪」。田中兄弟は壮大な野望を抱いてボクシング人生を歩んできた。すでに弟恒成はミニマム~フライ級の3階級でタイトルを獲り、続いて兄亮明が東京オリンピック代表に内定。オリンピックは来年に延期されたが、これを機に亮明が畑中ジムに出向くようになり久々に兄弟で合同練習を行っている。お互いに打ち明ける「これまで」と「これから」は……。
■特集 親子ボクサーの夢 畑中&辰吉家の場合
親子チャンピオンはこれからも増えていくだろうが、「そろって世界王者」となると日本ではまだ前例がない。いまその夢を追うのはこの2人、畑中建人と辰????寿以輝である。ともに現役時代の父は言わずと知れたスター選手。苦労せずとも名前を知られる役得の一方で、父と比べられる重圧とも戦いながら、不敗で日本ランキングに名を連ねているところだ。息子を見る父からすると、どんな思いなのだろうか。
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