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腹筋バキバキ、澤田めぐみのトレーニング!"女王”はこうして生まれる

今年の日本選手権で女王の座に返り咲き、3年ぶり3度目の優勝を飾った澤田めぐみ選手。日本最高峰の舞台でオール1位票のパーフェクトスコアで勝利を収めたその肉体はどのようにして生まれたのか。ここでは本野卓士トレーナーの指導を受ける澤田選手のトレーニングを取材。女王の肉体の作り方に迫った。
取材・文:藤本かずまさ 撮影:舟橋賢、中島康介(大会写真)

――現在、トレーニングルーティンはどのように組まれているのですか。
澤田 オフシーズンは6分割でトレーニングを進めています。順番通りに言うと「胸」「背中」「腕」「脚」「肩」「背中」です。
――「背中」が2回あるのですね。
澤田「僧帽筋、棘下筋、起立筋」がメインの日、「広背筋、大円筋」がメインの日に分けています。
――いわゆる「厚みの日」「広がりの日」のような感じですね。
澤田「胸」の次の日が「僧帽筋、棘下筋、起立筋」がメインの日で、デッドリフトやプーリーロウイングなどを高重量で行います。「肩」の次の日が「広背筋、大円筋」がメインの日で、プル系の種目が多いです。
――今回は肩のトレーニングを拝見しました。1種目につき3セットというものが多かったです。
澤田 トレーニングは「低レップで高重量神経系」「8 ~10レップで伸張系種目」「12~15レップで低重量乳酸解糖系・回復系」の3つのサイクルを組んで進めています。「低レップ」のときは 基本的に4、5セットで組んでいますが、オフに入ったばかりの現在は、まずは3セットからスタートして、ここからまた積み上げていくという感覚です。
――シーズンが終わってオフに入ると、またベースの底上げから始めていくのですね。
澤田 そうですね。オンシーズン用のメニューとオフシーズン用のメニューがあるのですが、シーズン中でも身体の状態や大会までの日数などを考慮して、疲れている場合はオフシーズン用のメニューを入れることもあります。シーズンが終わったら、フォームの見直しを含め、また一からゆっくりと積み上げていきます。
――また、種目が変わるごとにA‒wearの位置やグリップの緩急などを変化させるなど、トレーニング内容が非常に緻密でした。「サイドヘッドのフロント側」「サイドヘッドのリア側」など、分け方もとても細かったです。
澤田 A‒wearを使うようになってからトレーニングの分け方がさらに細くなりました。本野トレーナーは常に情報をアップデートしていて、身体の「動点」「軸点」、さらに神経支配によっても A‒wearの付け方が変わってくるんです。そうした付け方を変えるだけで身体の動かし方が変わってきます。これは私の場合なのですが、脚のトレーニングでも「大腿四頭筋狙い」「お尻狙い」でそれぞれ付け方が変わってくるんです。
――トレーニングがさらに細分化されたことでご自身の身体が変化した実感は?

≪続きはIRONMAN2021年12月号で≫

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