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地獄の腹筋トレーニング!美人プロレーサー塚本奈々美の肉体改造プロジェクト

コロナ禍で迎える三度目のゴールデンウィーク(GW)。「今年こそは!」と旅行を楽しむ人も多いのでは?ただ、トレーニングを継続している人にとって気になるのがジム通いを中断さぜるを得ないこと。日頃そこまで運動していない人でも、旅先でついつい食べすぎてしまい「ちょっとでも身体を動かしたほうがいいかな…」とモヤモヤすることは少なくない。

そこで、今回は宿泊先の限られたスペースでも簡単にできて効果抜群のエクササイズを数種目、紹介しよう。教えてくれるのはプロレーサーの塚本奈々美さん。レース、ドリフト、ラリーの3競技に挑む世界で唯一の“三刀流”女性プロレーサーとして知られる塚本さんは、モデルやタレントとしても活躍するなど、さまざまな分野でクルマやレースの魅力を発信している。

そんな塚本さんが今年1月から新たにチャレンジしているのが「ボディメイク」だ。時速300㎞のマシンを操る体力に加え、メリハリのある女性らしい身体になりたいと、ゴールドジムの協力を受けて半年間の本格的な肉体改造に取り組んでいる。

指導を仰いだのはジムインストラクターでスタジオディレクターのこと大澤直子さん。“スパルタNao”の異名を取る大澤さんにメニューを組んでもらい、週3回の自主トレーニングを続けるほか、月に一度、大澤さんのパーソナルトレーニングを受け、自身のYouTubeチャンネル『塚本奈々美の773TV』でも紹介している。

「じつは3月末からはレースのシーズンが始まり、海外遠征でホテル暮らしも多くなります。『せっかく継続できていたのにトレーニングができなくなる!』と焦っていたのですが、大澤先生が旅先でもできるストレッチや、自重でもがっつり鍛えられるトレーニングを教えてくださいました」

動画の通り、実際に米国遠征の合い間に欠かさず行っていたのが、ボールを使った肩回りや胸郭周りのストレッチや、ボールを腰の下に置いて行う腹筋トレーニング。腹筋を行う際は、腹部の筋肉を順番に収縮させるように上体を持ち上げ、上まで上がり切らないところでいったん止めたら、今度は腹筋を順番に伸ばしていくように上体を下げていくのがコツとなる。

また、美尻を目指す塚本さんはバンドを使ったスクワットや、うつ伏せでの脚上げトレーニングも取り入れるなど、ストレッチを含めて約1時間の“旅先トレ”を続けていたそう。

「空気を抜いたボールや、バンド、チューブなどはコンパクトに持ち運べますし、やり方さえ覚えれば、ストレッチからかなり強度の高いトレーニングまでできてしまう。私にとってはすごく画期的だし、『遠征に出ると今までやってきたトレーニングが無駄になってしまう!』という焦りや不安もなくなりました。旅行のほか、緊急事態宣言から解放されて会食が続くなど、思うようにジムに通えないという人にもお勧めです。ただ正直、かなりキツいですよ!」

簡単な器具や自重を使った“スパルタNao”直伝の自宅エクササイズ、フルバージョンは雑誌『IRONMAN』公式YouTubeチャンネル『IRONMAN JAPAN』でも公開中。このゴールデンウィーク、旅に出る人も巣ごもりの人もぜひ一度トライしてみては?

取材:藤村幸代


執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住

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