筋トレにまつわる3つの誤解から学ぶ“筋トレの極意”とは?

筋トレをすると太る体が硬くなる競技パフォーマンスが落ちるなど、筋肉やトレーニングに関しては、さまざまな誤解を抱いている人が多いもの。女性に限らず、トップアスリートでも誤解している人が多いのです。美しくしなやかな体をつくるためにも、正しい知識を得ることが重要です。まずは、あらゆる誤解を解き、筋トレの成果を出す極意をサプリメントマスター&コンディショニングコーチの桑原先生に紹介してもらいます。

桑原 弘樹(くわばら ひろき)
桑原塾主宰。スポーツサプリメント『パワープロダクション』の産みの親。NESTA JAPAN(全米エクササイズ&トレーナー協会)PDA。武藤敬司氏率いるW-1(レッスルワン)コンディショニングコーチ。国内外のトップアスリートに対して独自のコンディショニング指導を行い、各種スポーツ誌への執筆や講演会を実施するなど多方面にわたって活動中。

筋トレにまつわるあらゆる誤解

誤解1:「筋肉はすぐつく

本気で筋トレをしている人は、そうではないことを身にしみて感じていると思いますが、特に女性は「筋肉がたくさんつくと嫌だから」と、筋トレを敬遠する人が多くいます。
しかし、筋肉は実際にはつきにくいものなのです。人類は500万年にわたるその歴史の大半で、飢餓に悩まされてきました。現在は飽食の時代ですが、遺伝子には飢餓の時代の情報のほうが多いのです。食べ物がたくさんある日本でも、戦争などを鑑みると、今のように食べ物に困らなくなってからまだ100年と経っていません。飢餓の遺伝子を抱えているということは、筋肉をあまりつけさせないほうに傾きます。なぜなら、筋肉がたくさんあると、それだけで熱を放出してエネルギーを消費してしまうからです。
これは、現代においては筋肉の大切な役割だと言えるのですが、飢餓の時代にこれが起こると、エネルギーが無駄になってしまいます。我々の体にはこうした特性があるので、毎週ジムでトレーニングしているのになかなか筋肉がつかないとガッカリしないためにも、筋肉はそもそもつきにくいものであるという認識を持っておいてください。

誤解2:「筋トレでオーバートレーニングになる

オーバートレーニングとは本来、ランやスイム、自転車など、長時間の有酸素運動において起こり得る症状であり、筋トレのような運動では至ってなりにくいものであると言えます。なぜなら、筋トレは比較的短時間で行うため、オーバートレーニングになる手前で終わることがほとんどだからです。トレーニングによる疲労はもちろんありますが、オーバートレーニングとは別物です。筋トレ後に休養を挟めば頻度を上げてもきちんと回復できるので、安心してください。

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